こんにちは。

スピリチュアルタロット占い師 奏音(かのん)です。  



今日は、私が中学生の頃に体験した不思議なお話です。

 

夜、普通に寝ていたのですが、ふと気配で目が覚めました。

 

目を開けると、そこには白髪頭の知らないおじさんが立っていました。

 

私と目が合うと、一方的に話しかけてきました。

 

「私は、もう行かないといけない。下に車を待たせてある。

行く前に、なんとなくここに辿り着いた。では・・・」

 

そう言うと、部屋を出て行こうとして、私の方を振り返りました。

「よかったら、車まで見送ってくれる?」

 

よく意味が分かりませんでしたが、この世の人ではないことは明らかだったので、最近亡くなって、今からあの世へいくのかな・・・くらいで、

パジャマ姿のまま起き上がり、私は、その人(?)と一緒に部屋を出ました。

 

当時、玄関に行く手前の廊下の壁に、絵が飾ってあったのですが、

靴を履く前に、その絵にぶつかり、痛っ!っと小声で言いました。見ると、腕の皮がすこし擦れていました。

 

絵も私がぶつかった拍子に、少し傾いてしまいましたが、とりあえず、そのまま

玄関を出ました。

 

うちは、2階で、玄関を出るとすぐ階段があるのですが、その人と降りていくと、

下に、ぼやーっとした・・・なんかはっきりしない明るさの、タクシーが待っていました。

 

その人は、あっという間に、車に乗り込み、じゃっと手を上げて、音もなく走り始めたタクシーと消えて行きました。

 

なんだったんだろうと、私は、階段を上り、玄関を上がり、自分の部屋に戻りました。

 

!!??

 

そこには、私が寝ていました。

 

じゃ、私は誰?一瞬、自分の手のひらなんかを透かして見たりしましたが、

自分で見るところ、いつもの自分と同じように見えました。

 

怖い事に慣れている私も、初めての経験でさすがに焦りました・・・。

 

これが、幽体離脱ってやつ?このまま戻れなかったら、どうしよう・・・。

 

とにかく、寝ている自分と同じ形になり、重なってみました。

 

次に目が覚めた時は、朝で、私は普通に自分に戻れていました。

 

よかった・・・と思い、もしかしたら夢だったのかと、すぐに起き上がり、昨日ぶつかった壁の絵の所に行ってみました。

 

絵は、やはり傾いていました。ですが、ぶつかった腕には、何の跡も残っていませんでした・・・。なんとなく痛いという感覚はあるのですが・・・。

 

そんな事ってあるのでしょうか・・・。



夜中に来たあの人は、誰っだのか、未だに分かりません。もしかして、私も連れて行かれるところだたのか・・・なんて考えて、中学生ながら、恐ろしくなったのを覚えています。

 

以上、私が体験した不思議なお話でした。

 

今日も読んでくれてありがとうございました。

 

今日は、この辺で。

またね(*^-^*)


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