【ハンズオン】自己探求 2024.6.12

2024.5.30 授業 アクティビティより



◉ハンズオンについて

AT学びはじめの頃、先生の手は柔らかくて信頼ができるのに、自分の手は硬くて信頼が持てませんでした。


当時のことを思い返すと、手は「様々なお仕事をするもの」であって、何かを伝える、感じるものという認識が無かったような気がします。


授業で練習しても、自分の手には不自然さが残ってた。(今は分からなくても、いつか分かる時が来るだろう…)とぼんやり思い続けていました。


2020年、キャシーから「毎日練習している」とのお話を聞いて、自分の練習不足を痛感。それから毎日、何でもいいから【手を添える】ように過ごしています。


ある時、机の角に手を添えた時、フワッと涙が出てきました。分からないけど何かを感じた感覚。ほんの少しずつ、自分の手に信頼をもてるようになったことが嬉しかったのかなと思います。


2024年ハンズオンを身につけよう!と今年(残り半年)の目標に掲げました。




◉2024.5.30 授業で

ハンズオンとは…

◎手をどう使うか

◎どういう意図があって使うのか

◎自分の軸、脊椎、体幹バランスをもって

◎空っぽの手(予測しない)

◎到着してから沿わせる




◉そこから、自分なりに分析。

しっくりきていない時

△柔軟性がない

△手、手の表面だけで何とかしようとしている

△先に形、重さ、触感を予想してしまう

△相手に対して「こうして欲しい」がある

△うまくやろうとする

△相手のこと、あるいは、自分のことしか考えていない

△自分のお世話ができていない、頭脊椎

△背中、脚の存在感がない

△呼吸が止まっている



すんなりいく時(あくまでも練習時)

○相手と自分を信頼している

○呼吸とともにいる

○頭脊椎に空間がある

○手が最後になっている(感覚)

○そのままをそのまま感じられる

○こうして欲しい、うまくやろうの気持ちを置いておける

○自分の手にゆとりと信頼がある

○心身に柔らかさがある

○手に感じるものに静かに感動する

○大切に扱えている、尊敬している

○形、結果にこだわらない



手について考えるようになってから随分年数がたっていますが、手を通して自身への解釈も柔らかくなっているのを感じています。身につけると同時に不要な力みを手放していけているような感覚。ここを自然にできるようになっている時は、頭脊椎も自然な状態となっているのかなと思います。より丁寧に関わっていきたいと思います。