今朝、ゴミ箱を見たらマカダミアナッツチョコレートの箱が

捨てられていた。

深夜にＴが全部食べた様子だった。

買ってきてからずっと放置されていたのを気にかけていたけど

あっけなく食べてしまった様子だった。

１箱を一辺に食べてしまうのも気がかりだけど

今は何でもいいから口に出来る物を食べてくれたら安心する。

私が常備している柿の種も食べたいらしく

今日はポリポリと止まることなく食べていた。

本人が買ってきたカレーパンとサンドイッチは口にせず

賞味期限が切れてしまいそう。

今日もＴの様子を伺って家にある物で

小さめにお弁当を作った。

キッチンへ来た彼にそれを見せた。

「食べる？」

一瞬止まって彼は手を振った。

今は食べないけど後で食べるらしい。

押し麦ご飯に錦糸玉子を乗せて紫蘇の葉を敷いた上に

牡蠣フライを乗せた。

隙間に菜の花のお浸しや赤ウインナーにミニトマトを詰めて

梅シロップで煮た人参を桜形の飾り切りにして添えた。

どこかパッとしないお弁当だったけど

詰め切れなかったおかずを別皿に乗せて

Ｔの部屋へ持っていった。(写真↓)

時間をかけながらゆっくり食べてくれたけど

錦糸玉子とご飯が上手く飲み込めない様子だった。

横からつまんで私も一緒に食べて完食した。

お弁当を食べる前に柿の種を沢山食べていたから

お腹が張っていたのかもしれないと思う。

頑張って食べて貰えて良かった。

あまりジャンキー過ぎるお弁当は避けたいけど

食べやすいお弁当を作れたらと考える。

冷蔵庫の中の物で簡易に作っても

Ｔが飲み込みづらいおかずもあったりする。

それが今ひとつ解らずに普通にお弁当を作るけど

もう少し工夫が必要かもしれない。

苦無く食べられるお弁当を考えながら

今夜も布団に横になり試行錯誤しようかな。

ネットで多くの方のお弁当を目にしてきたけれど

それを真似てもＴが食べられるかどうかはまた別の問題で

考え込んでしまう。

柔らかすぎても固すぎても逆流してしまう様子で解らない。

本人の体調もあるから同じ物でも食べられたり駄目だったりと

難題は続く。

だから、もしかしたら

食べられないかもしれないという思いを念頭に

お弁当を作っていこうと考える。

贅沢は出来ないけど小さな記録に残せたら

作る励みにもなるから。

生きるためのお弁当