秋はまだか…と思いますが、田んぼのあぜ道に彼岸花が咲いていました。
昨日は空を見上げると、秋のうろこ雲と夏の雲が一緒にあって「行き合いの空」を眺めておりました。
ちゃんと秋はやってきてるのですね。
さて、KCC姫路の「あがらない話し方」教室、先日の
グループクラス発表会で見事1位に輝きましたMさんのスピーチをご紹介します。「自由題」での今回の発表会、色々なタイトルが出てきました。
タイトルを選ぶところから発表会は始まっていることを改めて感じました。
Mさんのタイトルは、
「運」
です。
Mさんの小学1年生の息子さんが先月、ピアノ発表会の全国大会で最優秀賞に輝いた!
というところからスピーチはは始まります。
嬉しいよりビックリしたという素直な感想から、嬉しさは段々込み上げてくるのですね。
毎日毎日練習してきた息子の姿をずっと見てきましたからね、
母として、もっと甘えさせてあげたい気持ちと、
心を鬼にして厳しく言葉をかけてしまった申し訳ない気持ちが伝わってきます。
ピアノの先生にも厳しく指導されてきて、くじけずに頑張ってついていった息子の気持ち…
それらも全て最優秀賞に輝いたことで報われた気もします。
ところが…
ピアノの先生の第一声が、
「運だね」
だったと。
他の人たちがミスをしてきたので、運が良かったと。
その一言に母として悔しい気持ち、悲しい気持ちが伝わります。
そこで、あがらない話し方教室でお伝えしています天運、自運を思い出したMさん。
天運とは…天から授かった運
自運とは…自分で切り開く運
毎日厳しい練習を頑張って、ミスがなく演奏できたのは
本人の実力、成長で、
自分で切り開いた運…自運だ!
と、よく頑張って最優秀賞に輝いた息子を誉めたい気持ちもしっかり伝わってきました。
母の思いや息子への愛情が伝わり共感できるスピーチで、
Mさんも1位に輝きましたよ。
トップバッターで緊張感もあったと思いますが、
自分で切り開いた運です!
おめでとうございます!!