青い夜 誠実さとは真逆の世界の住人だった。 その弊害は今も続き 時折、心が乱れるのです。 そんな私を、そっと抱き寄せ、 誤魔化しとも思えるような愛撫で宥めるのです。 彼の首の香りが堪らなく好き。 これ以上近づけようも無いほど傍にいるのに まだ足りない まだ足りない 私に生まれて良かった… 彼にたくさん抱いてもらえる。 そんな、どうしようも無い思考で脳内を充たして ヒタヒタと幸せ。