事例705『ナットの緩み』 | 欠陥住宅を調査する建築士のブログ

欠陥住宅を調査する建築士のブログ

検査で撮影した欠陥写真の解説。検査やハウスメーカー、紛争の裏話などを紹介。

こんにちは住宅検査カノム の長井です。


今日の夜放送。
テレビ朝日の「中居正広 ミになる図書館」に
写真を提供しました。

岩山健一さんが出るようですし、
家に帰って見ようと思います。



■(1)今回の事例________

「ナットの緩み」
________________
 

ナット緩み


 
◆写真解説

梁接合部ナットの緩み。写真は締め忘れたもの。
その他、木がやせて緩む場合もある。
接合部は緊結しないといけない。


◆内容説明

今日の午前中、検査に行った現場。
小屋裏へ入るとナットが10ヶくらい緩んでいました。

緩み具合から木の痩せによるものと判断。
全て締め直しました。


接合部が緩んでいると、建物が変形しやすくなったり
力の伝達に支障が出ます。



◆対策

小屋裏など手の届く箇所はあとからでも締められます。
天井裏などは締めることができないため、
緩み防止機能が付いたボルトを使う。



=======================

■(2)編集後記

メールで名前を書かずに質問してくる人が多い。

困っていると思われるので返事はしますが、
メールの内容を間違ってとらえる恐れもあるので、
詳しい返事は書かないようにしています。

名前、住所、業者名など情報を開示してくれる人には
無料でもきちんとお答えします。