旅の話の続き | 欠陥住宅を調査する建築士のブログ

欠陥住宅を調査する建築士のブログ

検査で撮影した欠陥写真の解説。検査やハウスメーカー、紛争の裏話などを紹介。

フィリピンのダバオ市に行く予定でしたが、
ちょうどお祭りと重なり、混雑がひどいから行かない方が
いいと現地の人に言われた。

そこで空港から近いTagumという街へ行きました。

印象を簡単にまとめますと、
【街の雰囲気】
フィリピンの平均年齢は確か20代前半。
どこに行っても子供が多い。
TAGUM2
(学校が終わったところ)

地方道路に信号がないのには驚きました。
高速道路並みに飛ばす車と原付が同じところを走っている。


【建物】
地方都市、トヨタなどの外国資本の建物はきれいですが
ほとんどは古い建物ばかり。
大きなショッピングセンターでもエアコンのききが悪い。

TAGUM3
(どの建物も上に増築できるように鉄筋が出ている)

TAGUM6
(新築中のビル現場。骨組みはかなり細い)

この町は地震もなく、台風も来ないらしい。
また1年を通じ、気温、降水量もほぼ一定。
四季、梅雨があり、自然災害が多い日本とは大違いです。


日本企業では、「ナカヤマ」が有名らしい。
かなりの知名度があるようです。
(リフォームのナカヤマ)

【物価】
物価は、都市やリゾート地は日本並みのところもありますが
地方は物価が安い。

↓スーパーで売ってたコーラ。
日本円で50円くらい。
COKE


↓このような街中でパンを6個買っても100円くらいだった。
TAGUM

また、ダバオ空港に一番近いホテル。
トリプル1部屋が5000円くらい。
ただ、お湯の出も悪く、エアコンが故障していて
部屋を変えてもらった。


【治安】
海辺のリゾート地の治安はいい。
街もそんな悪い印象は受けません。

ただ、日本人だと分かると、物乞いをする子供に
囲まれ、たかられます。(地元の大人が助けてくれました)



総合的には、人、バイク、店が多く、
個人消費が活発といった印象を受けました。
国の人口も1億人を突破したようで、活気を感じます。


ダバオは老後、永住する日本人がたくさんいるようです。
それだけ住みやすいという事でしょう。