事例652『基礎の穴』 | 欠陥住宅を調査する建築士のブログ

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検査で撮影した欠陥写真の解説。検査やハウスメーカー、紛争の裏話などを紹介。

こんにちは住宅検査カノム の長井です。


名古屋も雪が積もっています。

今日は一宮、岐阜方面へ向かいます。
早めに出かける予定です。


■(1)今回の事例________

「基礎の穴」
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基礎の穴

◆写真解説

基礎の大きな穴。コンクリート打設時にできたもので
詳細な原因は不明。

埋め戻される前に発見。


◆内容説明

あとから異物を取り除いたあとはなく、
コンクリート打設時に空洞ができてしまったようです。

その他、基礎の高さの間違いなどもあり
全般的に雑な施工でした。

内部など、見えない部分でも空洞があるかもしれません。


◆対策

大手ハウスメーカー以外、コンクリートの打設方法は
職人にお任せ。早く終わりたい場合は、
手抜きをされる恐れがあります。

事前にどのような指示を出しているか
監理者または、現場監督に確認をする。



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■(2)編集後記

昨日やっと、パソコンを入れ替えました。

検査データはバックアップを取っていますが、
直近1年くらいはパソコンへ入れます。

1年分でも検査写真が膨大にあるため
ファイルの移動だけでもかなりの時間を要します。

あと、ソフトや周辺の接続機器が古くなると
使えないものも出てきて、新たに購入しないといけません。

これが2年ごとですから非常に面倒です。


それでも、新しいパソコンは動きもよく使いやすいです。
ただ、オフィス2013に慣れるには少し時間がかかりそうです。