こんにちは。

ホッターです。

 

あっという間に3月が終わろうとしています。

前回の続きになります。

 

 

◼️お客さんが売り場で困っていることが分かるまで

 

 

POPを書き慣れてくると、
「もっと色々なPOPが書けるようになりたいな〜」
と思う時期がやってきます。
 

「いつ書いてるようなPOPじゃなくて、

もっとひねりが効いた

キャッチコピーや内容のPOPが書きたい!」

 

などなど。

 
 

もっと上手になりたい!売れるPOPが書きたい!お客さんの役に立ちたい!

気持ちなので、とても良いことなのですが、

この気持ちに必要以上に囚われてしまって

疲れてしまうことがありませんか?

 
 
気づかないうちに、お客さん目線ではなく、
POPを書く人目線寄りになってしまうという
「あれ?」な構図に。
 
 

私もそんな「書く人目線」寄りになってしまっていたとき、

プライベートで体調を崩してしまい、3ヶ月休むことに。

 

 

◼️正体不明の海藻が100%お客さんにしてくれた

 

 

日に日にPOPや販促のことを考える時間が短くなり

「このままでは書けなくなるのでは!」と焦りました。

 

 

でも、時間は残酷なのもので、

2、3ヶ月全く考える余裕がない生活をすると

すっかり視界から見えなくなるんですね。

 

切り離されたような感じです。

 

 

そんなとき、たまたま道の駅に行きました。

 

店内をうろうろしていると、

初めて見る海藻の瓶詰めが大量に陳列してありました。

 

 

手書きPOPには商品名と値段と大きな文字で

「大人気!」と書いてありました。

 

思わず「へ〜」と言いながら手に取ってみたのですが、

一緒に見ていた友人とこんな会話に。

 

 

友人「大人気なんだ。どんな味と?(味なのかな?)」

私「分からん」

 

友人「どうやって食べると?(食べるのかな?)」

私「分からん。ご飯にかけるとか?」

 

友人「何か書いてある?」

私「うーん、ラベルにもPOPにも書いてないねー」

 

友人、私

「何か分からんね」

 

 

 

「分からん」しか言ってない私。

商品を陳列棚に戻しながらハッとしました。

 

 

「おいおいおい。

これはまさしく、売り場でお客さんの質問に答えよう、じゃないか」

 

 

目の前にびっしり陳列してある

私にとって正体不明の海藻。

 

お客さんの質問に答えるPOPがあるだけで

早く食べてみたい海藻になるのに勿体無いと感じました。

 

 

◼️お客さんの疑問はシンプル(なことが多い)

 

 

POPに集中し過ぎると

「こんな単純なこと書いてもなぁ」とか

「みんな知ってるよね」と早合点して書くのを省いたり、

必要な情報より綺麗なイラストに凝りすぎてしまうこと、ないですか?

 

 

お客さんが売り場で困っていることは、

すごくシンプルなことが多いです。

 

もっと書くと、

実は困っているということに、気づいていないこともあります。

 

 

だからこそ、

買い物カゴに入れられないのです。

 

 

書く人からすると、単純やマンネリだと感じても

お客さんにとってはそうではない!

とても必要で知りたいコトばかりです。

 

1番大きな気づきは、

自分が100%お客さんになったからこそ立ち戻ることが出来た

シンプルなことでした。

 

 

 

 

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