ブログ・441「Jアラート、そしてアメリカ大使館のエルサレム移転」2018・5・16
今日、午前11時に、「これはJアラートのテストです」というアナウンスが、市役所からだろう、3回繰り返された。Jアラートは、地震や津波の警報というより、最近は北朝鮮からのミサイル発射によって発動されると認識されている。
今、南北朝鮮の融和、アメリカと北朝鮮の首脳会談がシンガポールで行われようとしている。北朝鮮の核・ミサイルの中止が発表されたいま、なぜ北朝鮮のミサイル発射を予期するような行動を取るのだろう。
北朝鮮の非核化は大賛成だし、南北朝鮮の融和は、東西ドイツの分裂が解消し、ベルリンの壁が打ち砕かれた時と同じような感動を覚える。日本政府は、平和憲法を嫌い、「戦争ができる国」にする口実に、北朝鮮の脅威が続いて欲しいのだろうか。日本政府がまるで戦争の準備のような行動を取るのは愚かなことだと思う。じっと朝鮮半島の分裂が解消するよう、北朝鮮の非核化が実現するよう期待して注視しているべき時だと思う。
今、もしかしたら第三次世界大戦になるかもしれない恐ろしい出来事がある。トランプ米大統領が、在イスラエルのアメリカ大使館を、パレスチナ自治区のエルサレムに移したことだ。
2000年もの間国を持たず、苦労に苦労を重ねてきたユダヤの民が、自分の国イスラエルを建國したのは慶賀すべきことだが、長くこの地に住むパレスチナ人を蹴散らしている印象がたまらない。
ただでさえ民族、宗教の対立で問題の多いエルサレムに、この度トランプ大統領は、大きな爆弾を投げつけるような行動を起こした。イスラエルに置かれていたアメリカ大使館を、エルサレムに移したのである。エルサレムはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地であり、パレスチナは将来の国家の首都として位置付けている。一方イスラエルはパレスチナを「永遠の首都」とみなしている。アメリカの大使館をイスラエルに移したことをもってイスラエルに、一方的に肩入れをしたトランプ大統領は、民族の対立、宗教の対立を煽り立て、中東の和平の仲介役を果たすというアメリカの役目を放棄した。そのことで憎しみを煽る結果になった。パレスチナ自治区のガザではイスラエル・アメリカへの抗議デモが起こり、何人も死者が出た。これからどうなるのか?
大きな戦争の端緒になりかねない恐れがある。どうぞそうならなように。