１人目の妊娠と出産 出産編

こんにちは、かのこです

現在妊娠３０週、双子ちゃんなのでお腹が重くて動けません暇なので第一子の妊娠と出産を振り返っておこうと思います

今回は産休〜出産まで。

先に結論というか教訓をまとめると…

①焼肉は少し早目に行く

②予定日が近づいたら夫も早く帰るように

③実母の出産の話を聞いておく

④破水しても落ち着いて準備と腹ごしらえ

⑤入院セットに小腹を満たすオヤツも準備

↓本編

正産期になると、足がかなり浮腫んだり、床に座っているとすぐに足が痺れたり、夜は喉が乾くしトイレも近いので浅い眠りを繰り返していました。

週一になった妊婦検診では「あんまり降りてきてないし、子宮口も全然開いてないからもっと歩いて。病院までひと駅前から歩いてくる人もいるよ。」と言われ次回は歩いて行くことに

残暑厳しい９月の炎天下に１時間近く歩く苦行をしたけど、予定日が近づいても前駆陣痛もおしるしもなく、遅れちゃいそうな予感

予定日数日前の土曜日、夫は後輩の結婚式に行きました。日曜日は夫家族と焼肉屋でマタニティライフもラストスパート！の予定をしていました。

土曜日は隣の駅まで歩いて安い八百屋で紅玉をゲットしたのでケーキを焼きました。夜、二次会は無いと言っていた夫が全然帰って来ません…。零時を越えてから帰宅。予定日が近いのになんてヤツでも、明日は焼肉なので寛容な私

ところが…

ＡＭ３時

ふと目が覚めてぼんやりしていると、股のあたりでプシュと水分が出るのを感じる。まさか、これが噂の破水？陣痛が何分間隔できて〜のパターンばかりイメトレしていて、破水が想定外だった私は大混乱

覚えているのは、＜破水→産院に電話＞という事だけ。とりあえず電話をすると「血は出てますか？」と聞かれるも、見てない私…。「今見てきます。（ドタドタ）あ、出てません！」終始そんなバタバタで準備をして、陣痛タクシーを呼ぶとすぐに来てくれました

混乱する私は、冷蔵庫にシャインマスカットと栗ご飯が残っているのを思い出して準備！シャインマスカットを頬張りながらタクシーを待ち、痛みも出てきたので栗ご飯は産院で食べようと我慢。

ところが、産休に着くとすぐにＬＤＲに連れて行かれ、この部屋では持ち込んだ食べ物は禁止です。と言い渡され、栗ご飯を食べ逃しました

実はこの時お世話になったのは、地域では有名なホテルのような産院で、分娩室がなくＬＤＲのみ。既に破水して陣痛がついてきた私はそのままその部屋に留め置かれました。

「もうすぐ先生が見にきますから」と言われ待っていると、入って来たのは検診で一番怖かった女性のお医者さんうわぁ、最悪…。

夜が明けてきた頃、陣痛よりも空腹に悩まされ助産師さんに「朝ごはんでますか」としきりに確認。もう直ぐですよ〜という回答を信じて、ついているTV（囲碁の対局でした）をボーッと眺め陣痛と空腹に耐えて待つも、ご飯が来たのは８時前。その頃には陣痛の間隔が狭まってきておにぎりも満足に食べられない状況になっていました。

そんな中で希望の光になったのが、夜勤と日勤のスタッフが交代した事！なんと怖い女医さんから優しい男の先生に担当が変わりました最高ー！

眠過ぎて陣痛の合間に夫婦で居眠りし、陣痛が来ると「痛い！痛い！」と大騒ぎして助産師に「体力消耗するから大きな声出さないで。」と怒られながら子宮口が開くのを待ちました。

１０時過ぎ、いよいよ子宮口が全開大になったのでいきむことが許されましたマタニティスイミング養った体力と、習ったことを思い出して力一杯いきみます。

ところが、中々出てこない上に腰痛持ちの私は腰がおかしくなり分娩台の上で腰のストレッチ。下半身丸出し、大股開きでストレッチという通常では考えられないスタイル

いきむこと１時間、全然出てきません…。なんか、頭が大きくて出られないらしい。吸引分娩かつ助産師がお腹を押し、会陰切開もしてようやく出てきた赤ちゃん…

よく産まれた我が子を見て感動とか聞くけど、私の感想は…

「思ってたよりデカい…」

そして、赤ちゃんが処置室に連れて行かれ、旦那が退室すると待っていたのは、会陰切開の縫合、麻酔なし地獄…。β-エンドルフィン（出産時に出る鎮痛作用のある脳内麻薬）出まくりの私は痛みはそこまででは無いけれど、糸で肉が引き攣れる感覚はありました。

その後は２時間そのままＬＤＲで休んで、部屋に歩いて帰ります。ホテル風の産院なので、全室個室トイレ付きＬＤＲでは撮影禁止だったので、そこを出た時が唯一の生まれたての赤ちゃんと写真が撮れるチャンス

が、旦那は昼寝しに帰宅し戻って来ていません。３人で写りたかったのでガッカリしながらツーショットを撮ってもらいました

部屋に戻ると夕方まで面会もなく、朝昼と食べ逃したのでひもじくて辛かった…、焼肉屋も行き損なったし旦那が１７時頃ようやく戻ってきて差し入れてくれたお菓子と夕飯のカレーをガツガツ食べました

後でわかったことがいくつかありました

・実母は姉も私も、予定日より早く、破水からスタートの出産だったそうです。これも遺伝があるみたい。

・赤ちゃん体重は3500gでした。エコーの予測より300gほど大きかったようです

・痛い！と大騒ぎしていたのは廊下まで聞こえており、その時にお隣の部屋で陣痛に耐えていたママさんにもうるさかったよ。と言われました。そんな大声のつもり無かったけど

・旦那は帰る前にちゃっかり赤ちゃんと２ショットを撮っていたそうです。私より先に…

母子同室になるのは翌日からなので、その日はLINEで友人達に出産報告をして過ごしました。個室なのでゆっくり出来ました