さて7月も二週目に入った。
いつもの調子だとあっという間に夏が終わるぞ。
ちょっと本気でギア上げて取り組まないとなんも終わらん仕上がらん。
もしそうなら全捨てだ、どんなに野望持っててもやらないの確定だもん。
服作りが楽しい、というのはよく見るが、
それは仕上がり近くと仕上がった時のような。
少なくとも私は「さー!裁断だー!ウキウキ!」とはならない。(裁断が一番めんどくさい)
だからこそ、取り掛からずに先送りしてるんだ。
ここのきっかけを作らないと永遠に何もしない。
物を捨てるのも判断が早くなったとはいえ、handmadeが趣味だと
なにぶん1つ2つ残せばいい、というわけにいかんので、そこは少し難しい。
生地も本もパターンも副資材も編み物やアクセの材料も道具も、
「今」だと使わない。
でも「次」に使わないとも限らない。
ここがねー、たぶんhandmadeやってる人のものが減らない理由。
そして、
「こうしよう、ああしよう、こうしたら」とアイディアが浮かぶたびに楽しくて、
結果、ミニマ的生活と逆走していくのだ。
++++++++++++++++++++++++++++
この前、フリーレンを「分かりやすい」と書いたのは、話が分かりやすいって意味じゃなく、
「メッセージが分かりやすい」ってことだ。
伝わってほしいこと、何が大事にしたいことか、価値観、
そういうの全部しゃべっちゃってんだよね、っていう。
小難しくしたところで、分かってもらえなかったらウケないもんね、コスパタイパの時代だと。
まあ少しずつそれもどうなの、となっていくかもしれないけど。
でもほんといい。ここまでとは思わんかった。
たぶん、凝縮した言葉の雫が貴重で尊すぎるんだ。
今までなかなか言語化してこれなかったこととか、してたけど伝わりにくかったこととか、
そういうのが分かりやすく描かれてる。
表現はされてきたんだ、同じようなことは。
でも、もうそれを、大半の人が受け取れなくなってきている。
分かりやすいこと、タイパがいいこと、そういうのしか脳に染み込んでいかなくなった。
だから、ここまで分かりやすく表現することが必要で、
それが出来てるから受け入れられたんだ。
かく言う私もここまでいいとは、と言ってる時点で、もう脳は退化している。
おそらく中学か高校あたりで、成長のピークは終えたんだろうw
残念だけど、もう戻っても半分が限度だろうな。