ユバル・ノア・ハラリ著「ホモ・サピエンス全書」より:最も人を殺しているモノは? | かのえ鍼灸整骨院 筋 鍼灸治療研究所

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当院では徒手施術、鍼灸ともに体表解剖、生理学を基にに行っています。このブログでは筋肉や痛み、栄養学についてや、司馬遼太郎さんの本についても書いていきたいと考えています。

歴史の大きな流れを捉えるのが得意なイスラエルの歴史学者ユバル・ノア・ハラリの「ホモ・サピエンス全書」は、ただのベストセラーではなく、私たちの世界観を変える一冊です。彼は衝撃的な事実をもとに、現代社会が直面している意外な真実を明らかにしています。

歴史の大きな流れを捉えるのが得意なイスラエルの歴史学者ユバル・ノア・ハラリの「ホモ・サピエンス全書」は、ただのベストセラーではなく、私たちの世界観を変える一冊です。彼は衝撃的な事実をもとに、現代社会が直面している意外な真実を明らかにしています。例えば、2012年に亡くなった人々の数は約6500万人。そのうち暴力による死者はわずか62万人と、全体の1%にすぎません。内訳はさらに驚きで、戦争が原因で12万人、犯罪が原因で残りの50万人です。しかし、自殺で命を絶つ人はその上を行く80万人。さらに、糖尿病で亡くなった人は150万人にも上ります。砂糖が銃や火薬よりも多くの命を奪っているとハラリは示唆しています。