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蒲郡探検隊リポート KANO'S DIARY

より多くの人とコミュニケーションの場を持つきっかけになればと、一念発起。
肩に力を入れず、自然体で思うこと、思ったことを綴ってみます。特段の構想は無し。

駅弁はどちらかというと苦手です。


家族とか友人などと一緒に、駅弁食べようかということになれば、強くは反対しませんが、弁当の冷めたご飯というのは、もうひとつ気が進まないのです。


ましてや、一人で、見ず知らずの人の隣の席で、駅弁を開けようという気にはなりません。


空腹でも、駅弁よりは、立ち食いのうどんでも食べる方がいいですね。


そんな感じで駅弁をやり過ごして来たのですが、何を隠そう、実はずーっと気になっていた駅弁がひとつだけあるのです。


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新幹線三島駅で売られている鯵寿司、商品名は「沼津名物 港あじ鮨」。


以前に、新聞か雑誌の記事で、「食べて損はない。むしろお土産にしたら喜ばれること間違いなし」と、きわめて高い評価がされていたのです。


先日、静岡へ行く仕事があり、長年の思いに決着を付けることができました。


さて、ガラ空きの「こだま」の座席で、周りを気にせず、くつろいで食べた鯵寿司。

たしかに、旨い。これは、機会あれば次も買いたくなる。


なんでしょうねぇ、寿司の作り手たちの細やかな仕事ぶりに、感動するのですねぇ。



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弁当には3種類の鯵寿司が入っています。


寿司飯に刻んだワサビの茎を入れ、ワサビの葉で包んだ寿司


昆布締めの鯵を使った握り寿司(上品な握りです)


鯵の切り身を入れた太巻(ゴマがよく合っている)


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生わさびと、おろし器が付いている!


しょうゆの小袋の下に、3cmほどの生ワサビとプラスチック製のおろし器発見


ワサビをすりおろす楽しさが弁当に入っている・・意表を突かれる楽しさ


ワサビをすりおろしていると、鯵寿司への期待が増幅し、思わず口中に唾が湧く


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こんなに手が込んでいて、なんと880円。


こういう弁当を作る日本って、やっぱり凄いわ。

日本に生まれてよかったなぁ・・・・


日本文化の一端を垣間見る弁当のように感じます。
















我が家にいくつかあるマグカップの中に、ひとつだけ趣きの異なるものがあります。


花瓶を思わせるような独特な形で、青い釉薬が印象深い。


このマグカップは、ひょんなことから、あるイギリス人夫婦から頂いたものです。

数年前のことです。


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ちょうど今頃の季節は、家族の理解(?)のもとに一人旅をさせてもらうことが多かったのですが、その年、アムステルダムから成田へ向かう帰りの飛行機で、外国人老夫婦(たぶん70歳前後・・)と隣り合わせの席になりました。



長い道中なので、隣席と多少は言葉を交わすこととなり、この夫婦が笠間市(茨城県)の陶器祭りのイベントに招待されていることを知りました。


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奥さんが陶芸家で、いきさつを詳しくは聞きませんでしたが、はるばるイギリスのウェールズから笠間に招待をされ、初めて日本を訪れるとのこと。



なんと驚いたことに、この夫婦は「日本は初めて」と言いながらも、旅のガイドブックらしきものを全く持たず旅立って来たことを知り、驚愕しました(日本人にはあり得ない! ガイドブック買って少しは旅の下調べするでしょ、普通に・・・)



夫婦が言うには「新宿で同郷の友人が待っていてくれるので、大丈夫」とのことですが、若い夫婦ならともかく、この高齢の二人が、果たして自力で、成田から新宿の待ち合わせ場所まで行けるのか。



仮に辿り着いたとしても、新宿の雑踏の中で、倒れんばかりに疲労困ぱいしている二人の姿が目に浮かびます。


「二人で新宿まで行けるの?・・・日本語全く分からないんでしょ・・?」


「ウェールズと違って、東京は、多分、あなたたちの想像をはるかに超える大都会ですよ・・」と、言いたくなりましたが、それは控えました。



でも結局、袖振り合うも多生の縁。


請われるままに、機中では簡単な日本語(アリガトウ、コンニチワ、サヨウナラ等・・)を教え、成田に着いてから、両替に付き添い、新宿行のリムジンに二人を乗せて、ようやく肩の荷を下ろしたのですが、田舎から出て来た年老いた両親を帰りの新幹線に乗せ、ほっと一息ついた時のような、そんな感じでしたね。



別れ際、リムジンの前で、夫婦がそれぞれに私をハグし、何重にもくるんだ紙包みを開けて「自分が作ったものです」と、奥さんが差し出したのが、このマグカップです。



奥さんは、ウェールズに「Ceri Pottery」という窯を持つ陶芸家。


「窯」のリーフレットをカップと一緒にもらいました。


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後日に届いた、夫婦からの手紙。

美しい字体(ネイティブな字体とでもいうのでしょうか・・)に少し感動。


東京で過ごした一週間は、まるで未来都市で過ごしたような素晴らしい体験だったというようなことが書かれていて、思わず微笑んでしまう。


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「情けは他人の為ならず」の事例とは、ちょっと異なりますが、このマグカップを手にすると、二人が安心した表情で、新宿行のリムジンに乗り込む情景が思い出され、穏やかな気持ちになります。

旅の終わり間際、成田でのできごと。いい思い出です。

「断捨離」という言葉は、すでに一般化したのでしょうか。


「思い切って捨てる・・・モノへの執着から脱することで、ストレスから解放される」


そんな生き方のススメが世に出て来た時は、革命的で新鮮に感じましたね。


「片づけられない自分にサヨウナラ」そんなフレーズも、「断捨離」を語る本の広告にあったような気がします(肝心の本は読んではいないのですが・・)


収納物で、身動きが取れなくなっている押入れ、たんす、本棚に「冷静な決断」をもって、「果敢に対処」する・・・こういう行動は時には必要です。


人生も長くやっていると、確かにモノは溜まる。


「それぞれのモノに思い出やら、何やらがいろいろあって、中々捨てられず今日に至っている」ってやつです。


「断捨離」とは多少意味合いが異なりますが、「減蓄(げんちく)」という言葉に最近出会いました。


「減蓄」は作家の林望氏の造語ですが、某新聞紙上で「減蓄の精神」の何たるかを述べておられました。


氏は、まだ十分お若いのに「人生に終焉があること」を実感した(してしまった・・)ことから、己の終焉は人間本来の「無一物に帰して」迎えたいと強く思うようになったそうです。


以来、人生の蓄積物(愛蔵品等々から不動産まで)を減らすことに着手し、その決意と行動を「減蓄」と名付けた由。



さて、私ごと。


「減蓄」の心境にはまだ至っておらず、ひとまず「断捨離」に取り掛かろうとしているのですが、3件の「愛蔵品」の処分に情けなくも逡巡しております。


(興味のない人にはゴミ同然の品々かと思いますが・・)


いつまで持っていても埒が明かないので、秋が来る前には処分するぞ・・と決意したのですが。


・映画のパンフレット(古くは高校時代のモノにまでさかのぼる)


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・マグネット(一時期は海外のモノを集めて嬉々としていた)


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・海外のホテルのボールペン(なんでこんなモノを集めたのか・・・)


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