KANO空感設計のあすまい空感日記 -8ページ目

KANO空感設計のあすまい空感日記

愛知県岡崎市で、自然素材と節電の家づくりをしているKANO空感設計。 「空感=空・自然を感じる・感性豊かな」木の家を中心に、建築家男女の視点から提案。

http://www.kano-cd.jp

「大屋根光庭の家/蒲郡」のお施主様と打合せをしました。

桐フローリングの暖かさを確かめる比較実験をしました。
針葉樹で​ある杉フローリング、広葉樹であるサクラフローリングとの比較で​す。
写真は、​左がサクラ、中央が杉、右が桐です。

さわってみると、サクラは冷たいです。
杉はサクラよりは冷た​くない。
桐は、さらに冷たくないです。
しかし、不思議なことに、表面温度を測れるセンサー温度計で測ると、表面温度にほとんど違いがないのです。

事務所で使っているサンラ​メラ(遠赤外線セラミッックヒーター)で30分、各々の表面を暖​めました。
すると、サクラはとても熱く、ずっと触っていられないほどです。
表面温度は70度にもなりました。
裏面は多少下がりますが、熱いで​す。

杉は、熱いけど、なんとか触れるく​らい。表面温度は60度になりました。
裏面にも熱は伝わっていますが、表ほどは熱くない。

桐は、​どうでしょう。
桐の表面は、暖かい程度で、全然熱くないです。表面温度は50度になりました。
当​然、裏面はさらに、熱くないです。裏面温度は33度でした。

驚くべき断熱効果です。
床材が​断熱材代わり(当然これだけでは足りませんが、足しにはなります​)になるのです!
これには、お施主様も驚いていました。
桐はとても軽く、空気層をたくさん含んでいるからです。
そのおかげで、吸放湿性能も高いです。
昔から、桐がタンスの材料として使われてきたのは、その性能の高さを昔の人は知っていたからです。

床下冷暖房を検討していますが、桐の断熱性の高さから、かえって、暖かい床下の熱を遮ってしまうのではないかという懸念がもちあがりました。
津から帰る途中に、亀山市の古い町並みの残る関宿へ行きました。

旧東海道の宿場のあった町で、江戸時代にタイムスリップしたかの​ようです。
電柱をなくし、電線を地中化したり、きれいな舗装もされており、建物自体も、とてもよく保存されています。

↑旅籠(昔の旅館)が復元され、玉屋歴史資料館 として公開されていたので、中に入りました。

↑中庭がいい風情です。2階には、宿泊室があり、江戸時代の旅の様子を想像しました。
他にも一般の人が住んでいた町屋も、↑関まちなみ資料館 として公開しており、中に入って見学しました。

あまり、観光客相手の土産物屋や飲食店がなく、観光地化されてい​ないかんじがよかったです。
4月となり、設計事務所を設立して10年となりました。
2002​年3月にKAN建築設計を設立し、名称変更する目的で、KANO​空感設計を2008年3月に設立してからは4年となりました。
11年目がスタートです。
今​後ともよろしくお願いします。
3月に引っ越しされて住んでいらしゃる「空縁の家/​豊橋」の家へ。

外構工事を行っています。

住みごこちをお施主様から、話を聞くことができました。
輻射式冷暖房パネルのエコウィン は快適だそうです。
外構工事をしていて、土ほこりっぽいので、洗濯物が外に干せず、​家の最上部にある、「空縁」に干していましたが、乾くのがとても​早いそうです。
手摺に洗濯物がひっかけられるようにしておいたので、たくさん干​せるそうです。
空縁に設けた高窓を開けると風がよく通るそうです。

窓に高断熱・省エネスクリーンのハニカムサーモスクリーン が設置されました。
蜂の巣構造のスクリーンが窓辺の熱の出入りを防ぎます。
窓額縁の両サイドにレールを設置した断熱レール仕様にしましたので、より、断熱性が期待できます。