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KANO空感設計のあすまい空感日記

愛知県岡崎市で、自然素材と節電の家づくりをしているKANO空感設計。 「空感=空・自然を感じる・感性豊かな」木の家を中心に、建築家男女の視点から提案。

http://www.kano-cd.jp

「囲む家/安城」のお施主様との打合せでは、外観パース(完成予想図)をノートパソコンでお見せしました。
3D CADソフトのMadoric AD-1を使って、打合せの場で、色変えなどのシュミレーションを行い、何パターンもお見せしました。

↑は、1つの案であって、これをベースに、南外壁の木の部分の色や2階物干しバーを木にするか、金属にするか、サッシの色を何にするか、検討しました。
「囲む家/安城」のお施主様と打合せしました。

模型をお見せしました。
内部も作りこみ、家具も置きました。

↑西外壁を外した断面模型です。
2階の個室群はリビング上部の大きな吹抜に面しています。
個室と吹抜には、廊下がありますが、各室引違戸とし、家族の気配を感じながら暮らすことができます。
お子様たちが小さく、当面は個室は使いませんので、引違戸を外せば、リビングと空間的につながる、大きなワンルーム的な多目的空間ができます。
共用の遊び場や、ご主人様の趣味の部屋として使うことができます。

↑各個室は、南面せず、引違戸上のランマと北側の高窓と地窓(床近くの窓)から採光通風を得ます。
高窓と地窓の間はクローゼットで、その上がロフトになっています。
高窓の開閉は、チェーン式です。
ロフト床に開けた穴にチェーンを通しておき、クローゼットの扉を開けて、チェーンを操作します。
「ダブルゲートハウス」のロフト と同じです。
「回廊の家/岡崎」の現場へ。
この家は、二世帯住宅で、1階の親世帯の上に、2階に子世帯が乗ります。
なので、お互いが気兼ねなく暮らすためには、1階天井や2階床での世帯間の防音対策が重要になります。

↑1階天井内には、吸音性に優れた、新聞粉砕断熱材のセルロースファイバー を吹込みました。
シートのような不織布が見えていますが、その上に充填されています。
外壁断熱材もセルロースファイバーです。
各階トイレの間仕切内にもセルロースファイバーを充填します。
屋根断熱材は、防音効果の高いベニ花油をベースとした自然素材系現場発泡ウレタン の吹付が完了しています。
外壁や屋根を伝わって、下階へ音が伝わりにくくなっています。

↑この防振吊具 で天井下地材を吊り、2階床からの振動を、1階天井に伝えにくくします。

↑2階剛床の上には、遮音シート を敷きます。
この上には、床下冷暖房用の空気層を確保して、2重床を組みます。

↑2階の水廻りからの排水管は、防音材一体型 にしています。
「囲む家/安城」の模型を作っています。

「形」のデザイン検討のために作っているので、すばやく作れる、色を表現しない「白模型」です。

基本的な外観デザインのベースとなる、「大きな南下がりの片流れ屋根」というのは変わっていませんが、平面図の案のバリエーションにともなって、屋根の形も少しずつ変わっていきます。
「元氣の家/豊川」の竣工写真の続きです。最終回。

↑ロフトへ上がる階段から、吹抜を通して、1階まで見下したところ。

↑吹抜上部のシーリングファンは、ロフト2から、掃除やメンテナンスができる位置に取り付けています。

↑ロフト2から、片開きドアを開けて、ロフト1まで見通したところ。ロフト2とロフト3も片開きドアでつながっているので、開けると、ロフト3からロフト1まで見通すことができます。

↑3人の子供たちの部屋の中央上部にあるロフト3。

↑ロフト2から、吹抜を通して、1階まで見下したところ。窓際の、すのこ床の吹抜縁に、すきまがあいているのがよくわかります。

タイトルの「元氣の家/豊川」にあるように、ご家族が、感性豊かに、健康で、仲良く、のびのびと元気いっぱいに暮らせるといいなと思います。
タイトルの由来は、こちらの過去ブログ