ついさっき、昼寝をしていたら見た夢。
私の部屋の箱の中から、干からびたひよこが見つかった。
正確には、手のひらに乗せたら干からびた。まだ小さいのに、たくさんの卵黄のようなものを産んでから、ぐったりと目を閉じた。ひよこのからだも薄くなった。
私は慌てて、キッチンに行ってお菓子をひと欠片、持ってきた。確かクッキーの欠片だったと思う。
まだひよこは僅かに心臓が動いていた。少し擦ってからだを温め、小皿にクッキーを乗せてひよこに与えた。すると、ひよこは震えながら、クッキーをひとくち、食べた。
ふと、水の方が必要なのでは、と思い立ち、またキッチンに向かい、水ともう少しのクッキーを持って戻った。
すると、ひよこはふわふわの羽毛を取り戻し、からだはふっくらして、立ち上がっていた。水とクッキーを与えたら、水をすべて飲んで、そのあとにクッキーを食べた。
ひよこは元気になってから、ぴょこぴょこと私の部屋を歩き回っていた。うちには犬がいるが、犬もひよこの様子を見に来ていた。
その日は、出かける用事があったらしく、念の為犬に食べられないようにひよこを私の部屋に入れ、出かけていった。