WALK MY WAY! | かのママの ちょっと うれしくて しんあわせな せいかつ ブログ

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2010年に超新星のソンモに出会い・初ライブは2011年・ブログス
タートは2012年・2019年2月6日からJuliet・ソンモのことを中心
にブログを書いています。(ソンモのファンブログ)(ソンモブログ)
『元気かなんて声をつなごう!』代表をしています。
かのママ☆みえ

 

ソンモ主演ミュージカル

『リフレインする君の声~encore2023~』

1/21 夜公演

20歳の娘と二人で観劇しました。

 

☆かのっち☆

ミュージカルを見る前に

いろいろな情報をききたくない…とのこと。

 

『ソンモが主演でバンドの話』ということ、

オープニングとエンディングに

ちょっと、LIVEがあるということだけ

伝えました。

 

で、終演後

感想を聞きました。

 

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私:どうだった?

娘:ティッシュ…

 

マスクの中まで涙がおちてきてたそうで…

 

娘:ママ、泣くの早いよ…

私:ごめん

娘:何回もみてると、涙ポイントはあそこなの?

私:うん、そ、そうね…。

娘:そっか、そっか。

 

私:で、どうだった?

娘:面白かったよ。泣いた~。

 

この話の続きは

宿泊先のホテルで話したのですが

ネタバレになっちゃうので

私の思い出話をしますね。

 

ソンモの話とは

かけ離れた話になりますが

良かったら読んでくださいね。

 

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私が高校1年生になって、

すぐの5月、

『市内のホールでアマチュアバンド

のライブがあるから行こう!』と

友達に誘われました。

 

ヤマハ主催の『EAST WEST』という

アマチュアバンドのコンテストの予選だ。

ゲストに、メジャーデビューしたばかりの

バンド、有頂天がするとのこと。

アマチュアバンドには

正直、興味がなかったけど

有頂天のライブが見たかったので

行くことにした。

たしか、チケット代金は500円だった。

 

アマチュアバンドのステージが

すべて終わってから

有頂天のステージ…

『心の旅』を歌ってくれた。

 

アマチュアとプロ、違いはあるけど

かっこいいな!って思った…15才の私。

 

 

その日、出場したアマチュアバンドで

気になったのは、3組。

 

ひとつは、

ビートルズのコピーバンド。

20代前半のメンバー。

ここ日がきっかけで

私は、ビートルズを聞き始める。

そのバンドには、

マーティンというあだ名の人がいた。

衣装もギターもビートルズを意識した

かっこいいお兄さんたちだった。

高校生の私とは接点がなく

お話するチャンスがなかった。

 

ふたつ目のバンドは

チェッカーズのコピーをしたり

オリジナル曲をうたうバンド。

高校生メンバー。

メンバーみな、別々の高校に通っていた。

で、市内の高校の文化祭

あっちでも、こっちでも

ライブしてくれてたので

地元のアイドル的な感じだった。

ファンが多かった。

私は、このバンドにお気に入りの人がいた。

 

みっつめは、社会人バンド。

オリジナル曲を歌うバンド

20代後半のメンバー。

ボーカルの人と、ギターの人と

のちに、私は、仲良くなるのですが…

お二人とも大人だったので

まぁ、妹みたいに可愛がってくれました。

長く、バンド活動している、

お兄さんたちだから

コンテストの裏事情も詳しくて

いろいろ、彼らから聞かされていました。

 

ミュージカル

『リフレインする君の声~encore2023~』

をみて、娘が思ったこと…

『あんなケンカしなくてもね』

 

私もそう思ったけど

コンテストの裏事情…

ケンカはつきもの、だったそうです。

ミュージカルもそうだったけど

自分たちのステージの前に、裏でケンカしてて、

なぜか、ケンカが強いやつが

コンテストを勝ち上がっていくんだそう…。

弱肉強食のガチバトル!って

台詞がありますが、まさにその通りなのかもね。

 

あと、ギターの技術がなくても

ビジュアルがよければデビューの話が

きたりするのだそうで…

その当時、超有名なバンドのギタリストの

名前をあげて、○○とか、そうだよ…と。

友達が何人もデビューしてるけど

自分は、まだで、サラリーマンしてるって…。

ギターは俺の方が、全然うまいんだけど

デビューは、うまいヘタじゃないんだよ!と。

 

まぁ、そんな話。

 

 

私が、彼らと、話ができるようになったのは

バンドを練習する音楽スタジオが

(市内に一カ所しかなかった)

レコード店の二階にあって

学校の帰りにいつも、遊びにいってたから。

 

ケンカもあるし

メンバーの入れ替えもあるし

バンド同士、仲悪いところもあった。

私には、このミュージカルのストーリーが

リアルな話に思えたし

初めて見たミュージカルだけど

懐かしく思えた。

 

演出の中野さん…

経験談も入っていたりするのかな?

 

プロフィール見たら

私より3歳年下だった💦

まぁ、同世代と言えば、同世代かな。

 

中野さんは、バンドではなくて

ダンスの政界の人だった…ね。

 

 

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私は、アマチュアバンドを

組みたいな…と思っていたけど

親が厳しくて無理だったので

見に行く専門だった。

 

でも、ある時

アマチュアバンドライブのMCを

やらないか!って誘われて

友達と二人でやることになった。

リハーサルなし、

自由にやっていいよ!って(;^ω^)

出場するバンドと曲名の紙だけ渡されてね…

あと、フリートーク。

 

でも、なんか、出来ちゃったし

すごく楽しかった。

 

客席ではなく

ステージ袖でライブをみたのは

この日が初めてだった。

 

その時は、コンテストとかオーディションでは

なかったから

ケンカしてる人は、いなかった。

みんな、音楽が好きな人たちで

楽屋で、かるく歌ったり

セッションしてるのがかっこよくてね…

そこに、私がいるってことが心地よかった。

 

**************************************

 

ある日、友だちが

アマチュアバンドを組むけど

ボーカルを探していると言っていた。

リーダーになる子が

歌が上手い子だったので

てっきり、その子がボーカルだと思っていたら

ドラムをすると…。

で、ボーカルをやらない?って誘われた。

親が厳しかったので

バンドを組むことは諦めていたけど

文化祭の1日だけという条件で

やってもいいと許しがでた…。

 

そこから、音楽スタジオでの

練習がはじまった。

 

一回、あわせてみよう!

 

キーボードが前奏でつまずき

歌うところまでいかない…。

 

次は、歌の入る所からやってみよう…

音楽スタジオが借りれるのは

1~2時間なので

効率よく練習しなければいけない。

楽器は合わせるのがむずかしくて

とにかく、ボーカルが歌って

楽器はおぼえた所だけでもいいから

演奏してみよう…と。

 

最高のメンバーがあつまったから

あとは、ボーカルが揃えば完璧!って

ミュージカルのセリフがあったけど

ぜんぜん、そんな感じじゃなかった。

文化祭までに、みんな各自練習して

私も、歌だけでなく

どうやったら、客席のみんなに

喜んでもらえるか、考えた。

 

文化祭当日…

客席は、友だちばっかりだったけど

私達の歌を聴いてくれる人が

いるってことが、とっても嬉しかった。

 

歌う曲は、2曲。

 

なるべく、クールに

なるべく、いい声で

バンド名を言う。

 

出だしのキーボード、いい感じ…

前奏が終わって、私の歌…

裏がえってしまったらどうしよう。

 

スタンドマイクに左手をかけて

お腹いっぱいに息を吸う…

 

演奏が上手くいってるのに

ボーカルが下手だと

そのバンドは、ヘタだって言われる。

バンドに誘ってくれた友達に

そんなレッテル貼らせたくない

 

とか、なんとか、いろんなことを

考えてたけど

 

歌いだしたら、もう、楽しくてね

この時間がいつまでも続いてくれたら

いいのになって思った。

一秒でも長く…ね。

 

私は、デビューを考えていたわけではない。

最高の歌を作ろうというバンドでもなかった。

 

バンドのボーカルとして

自分の歌を誰かに聞いて欲しい。

ステージに1回でも立ててればいい。

 

諦めかけていた夢が叶い

いい経験になった。

 

娘には、私がバンドのボーカルを

したことがある話しは

過去に何度かしたことがある。

『意外だった…』と娘は言った。

『そういうのするタイプじゃないと

思っていた』と。

そして、『ママは面白い』、と。

友達のママで

バンドやってました!って人いないよ。

 

 

 

私ね…

小さい時、体が弱かったの。小児喘息。

保育園には、ほとんど通えなかったらしい。

身体は大きかったけど

すぐに苦しくなっちゃうから

スポーツに向いてなかった。

だから、絵を描いたり、縫物したり

歌を歌うのが好きだった。

(親戚のおばさんの前で、森昌子を

歌うと、おこづかいがもらえたから

そういうのも嬉しかった。)

 

私、祖母も母も、74歳でなくなっている。

だから、私も、長生きしないんじゃないか

って思ってる。

(そう言う人は長生きするらしいけど)

 

いつ、終わりが来ても後悔がないように、

あのとき、ああしておけば

良かったなって思わないように

自分のやりたいことをやろうと思っている。

 

 

普通の主婦なので

ほどほどに…だけどね(笑)

 

私は、RUN MY WAYではなく…

 

WALK MY WAY。