仕事をしていて、いつも思い出す横顔があります。
以前、とある官庁でお世話になっていたことがありました。
その時一緒に仕事をしていた女性は、いわゆる「キャリア官僚」。
私がその職場に来て一年経ったころ、新人さんとして着任されました。
私はすでに社会人となって7・8年目でしたから、当然私よりずっとお若く、初々しい表情。しかし着任の挨拶は堂々たるものであったと思います。
私は、その女性が仕事に向かう時の横顔が好きだった。
大きな仕事を任され、若い心には多大なプレッシャーもあったはず。そして時間に追われる日々の中でも、その女性はいつもフラットな心で仕事に向かっていました。
部下に対して権威を振るうこともなかった。
自分の能力をひけらかすこともなかった。
そして、ユーモアもちゃんと持ち合わせ、自分をとりまく様々な出来事に柔軟に対応する力のある人でした。
凛として美しかったその人の横顔を、今でも忘れることはありません。
「私は今、どんな表情で仕事をしているだろうか。」
メークを直すように、自分の横顔、仕事に向かう気持ちを正すことも忘れずにいたいですね。

