中央区議会議員、青木かのです。
令和7年度予算特別委員会6日目「都市整備費」です。
実は、今回の都市整備費の質疑の中で、中央区の市街地再開発を牽引してきた吉田副区長から
「中央区の人口は増えすぎた」
「住宅はもういいかな」
という重大発言がありました。
2年前の環境建設委員会での
「高層マンションについては、共用部にコワーキングスペースを設ける等、都心部でありながら居住性の良さを追求することで、本区に居住する魅力が減ることはない。」という強気の答弁と比べると、かなりトーンダウンしていることがわかります。
ソフト面での行政サービスは行政DXを進めることによって追いついても、ハード面での行政サービスには、十分な教育施設・公共施設の建設等、おのずから限界があります。
改めて、今後10年間の中央区の人口推計を見てみると
2027年中に20万人を突破し、その後もなだらかに人口は増加し続け、2034年には約21万5千人となります。
これまで人口増加を牽引してきた市街地再開発事業については、
令和4年度
令和5年度
現在工事中のものがあと数年で竣工したあと、住宅としての市街地再開発事業は、現在検討中というのが、数件残るのみとなります。