1988年に始まった「東京湾大華火祭」が2017年に中止(休止)になって以降、ようやく再開の兆しが見えているのですが、なぜもう1歩進めないのか?中央区。

 

「東京湾大華火祭」の再開に向けた基礎調査費用として

494万5千円を計上したのが令和4年の6月補正予算。

令和4年の決算書にも同じ金額が載っています。

 

突然のことで、全国ニュースにもなりました。

その調査結果は、昨年11月4日の区民文教委員会で報告されました。

 

 今後の方向性として、観覧会場は確保できたので再開は可能。ただし、晴海客船ターミナルの解体が終了していないので令和5年の使用は不可とされていました。が、令和6年には間に合います。

 

 

 問題は経費です。

2014年度の数字を見てみると

予算総額は、約4億3千万円。内訳は、
中央区負担   約2億7千万円(62,6%)
協賛金      約1億4千万円(32,8%)

 

 

今回の調査では、経費は798,000,000円。

約8億円と、約2倍になっているのが厳しい。

 

特に自主警備費が、約4億8800万円と、やはり倍増しています。

 

昨年11月の委員会で、財源については

・東京都・江東区・港区への協力依頼

・企業協賛への働きかけ

・観覧席の有料化

が、あげられていましたが、うまくいっていないとのこと。

 

でもまだあきらめるのは早い!

引き続き企業や周辺区への協賛金のお願い。

(だって江東区や港区からも見えるんですから)

 

「ふるさと納税」の活用も考えられます。

 

返礼品は「東京湾大華火祭」のチケット。

中央区がこだわる ‟体験型・区のシティプロモーション”という主旨にも当てはまります。

 

一応‟開催に向けて引き続き取り組んでいく”という答弁は引き出すことができました。