一般質問報告③

 

都心にありながら晴海の一部が公共交通不便地域となっていることは、中央区にとって悩ましい問題です。

先日東京都の「臨海部地域公共交通計画案」が発表されました。

この地域公共交通計画は臨海部と都心部の公共交通網の構築を目的としています。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/12/25/documents/02.pdf

 

また、中央区も「まちの魅力を高める交通の実現」を基本理念として平成24年度に、中央区総合交通計画を策定しています。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/sougoukoutsuukeikaku.files/10_gaiyouban.pdf

 

この計画のなかで、銀座や日本橋などで、トランジットモールにより、車の侵入を抑制して、自由な歩行空間を整備するという、魅力的な計画もありましたが、頓挫しています。

 

そこでこれらの計画を基本として、あと10年人口が増加し続ける中央区のあるべき交通環境の未来について質問しました。

 

オリパラ後BRTの第2次プレ運行もはじまります。

○BRTとバスとコミュニティバスの「最適な連携」を、臨海部公共交通網の整備のなかで実現していく

 

また、観光ではなく、交通手段としての水上交通ネットワークの整備については、

○都心・臨海部・羽田を結ぶ航路等について身近な交通手段として定着させる

○民間の船舶事業者と連携し、日本橋船着場などを活用した水上交通ネットワークの実現に向け、都に働きかけていく

 

との区長答弁がありました。

まずは、総合交通計画の改定に期待したいと思います。