最近、東京都が「舟運」の活用に積極的です。

つい先日も、朝の交通手段としての朝潮運河⇔日本橋の舟運の活用についての社会実験が行われました。

 

観光だけではなく、通勤・通学の足としての活用、防災・災害対策としての舟運の活用は、今後大変重要な政策です。

中央区は、海・川・運河等に面した水辺率が13.8%あり、都内随一の水辺空間を誇っています。

しかし、それにしては船着き場の数が少ない!

↑のマップをご覧ください。

平成30年時の状況ですが、

〇区の防災船着場6ヵ所

〇都の簡易船着き場 1ヵ所

〇区の簡易船着き場 1ヵ所

しかも防災船着場の6ヵ所全てが日本橋・京橋地域にあり、臨海部(月島地域)には朝潮運河船着き場があるのみです。

 

今後の整備が予定されているのは、月島3丁目北地区と、

 

勝どき東地区、

 

あとは、晴海5丁目(選手村跡地)に1つです。

 

今後の臨海部の人口増加を考えると、災害対策の面からも、各高層マンションの水辺に1つずつ防災船着場が必要であると考えます。