今日の「築地等地域活性化対策特別委員会」では、築地に残る「築地魚河岸」の活性化についての質疑が相次ぎました。

 

中央区はこれまで、築地(場内)市場の移転延期にともない、平成30年10月末までをプレオープン期間として、築地魚河岸の原契約賃料を約3分の1にすることで支援してきました。

 

築地市場が移転し、いよいよ築地魚河岸も本オープンとなりましたが「‟安定的な営業”ができるまでの一定期間はこの支援を続ける」ことは、先日の環境建設委員会報告のブログでも書いた通りです。

築地場外市場、生き残りをかけた戦略とは?

 

では、この賃料の減額措置はいつまで続けるのか?経営が安定するまでとは、一体いつなのか?

 

この質問に対する、副区長の答弁。

‟来年の3月まで。4月からは予定通り本来の賃料になり、払えない業者には退去していただく、入居希望の業者は他にも多くある”と、強い口調で述べられました。

 

営業時間の延長や日曜営業、3階フードコートの活性化など、改善策を検討して、築地魚河岸には、築地場外の中心としての役割をどんどん担っていっていただきたい。

 

原契約賃料は、小田原橋棟が20万880円。海幸橋棟が17万1720円。今後、年末年始に向けて、築地魚河岸の真価が問われます。

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