「外国人居留地」という言葉に大変なノスタルジーを感じます。私の生まれ故郷の長崎もそうだからです。

築地というと、ここ数年は市場の話題ばかりでしたが、築地は日本に7都市(築地・函館・横浜・川口・神戸・長崎・新潟)しかなかった外国人居留地の1つ。

築地・明石町周辺を歩くと〇〇発祥の地というモニュメントを多く見かけます。

特に、「学校発祥の地」は慶応義塾大学や立教学院・をはじめ13もの学校の発祥の地です。

NPO法人築地居留地研究会発行

 

長崎で生まれたシーボルトの娘イネは明治3年西洋医学を修めた最初の女医として築地1番地で産院を開業。居留地廃止後の明治33年に米国宣教医師であるトイスラーが来日、旧居留地に聖路加国際病院を創立しました。

 

また近代産業発祥においても、長崎で活版技術を身に付けた平野冨二が築地活版製造所を興し、さらにその後IHI(旧石川島播磨重工業)の前身となる石川島平野造船所を創立しています。

 

このように私の故郷の長崎と築地が深く繋がっていることに大変なロマンを感じるとともに、「築地居留地研究会」では、多くのことを学ばせていただいています。

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