東京都が、来月開会の第3回定例会において、五輪憲章に基づく人権条例制定を目指しています。そこで今年6月に条例の概要を公表しパブリックコメントを募集していましたが、その結果が発表されました。
(ちなみに私の意見はこちらに以前書きました。)都の「LGBT差別を解消する条例案」私の意見
この人権条例はLGBT等の多様な性の理解促進を掲げています。パブリックコメントの中でも
①LGBT等を理由とする差別するを禁止する文言が必要
②条例制定に向け、その後も当事者を参画させるなど、当事者の意見を聴く機関が必要
③異性カップルと同様な公的サービスを同性等カップルも受けられるようにしてほしい
また、
④当事者の中には、カミングアウトを望まず、そっとしておいて欲しいと思っている方がいることも考慮してほしい
④については、最近よく耳にする意見ですが、条例は、そのような方に何かを強要するものではありません。
当事者の方にとって必要な条例整備、将来的には国として法整備することが必要と考えます。
今、LGBT施策として、パートナーシップ制度を取り入れている自治体をまわっています。制度としては、渋谷区方式(証明書方式)と世田谷区方式(宣誓書方式)があるようです。