8月9日、長崎に世界で2つ目の原子爆弾が投下されて73回目の夏を迎えた。私は高校を卒業するまで長崎に住んでいた。故郷である。

 

長崎での平和祈念式典にで、田上長崎市長は、昨年国連で採択された核兵器禁止条約の早期発効を訴えた。

その国連のグテレス事務総長も現職の事務総長としては初めて長崎の記念式典に参加。”核の廃絶は国連の最優先課題”と全世界に向けて訴えた。

 

では、その唯一の被爆国である日本の首相は?

”核保有国と非核兵器国、双方の協力を得る必要がある”と、述べるのみで、広島での式典に続き、今回も核兵器禁止条約には触れなかった。

 

唯一の戦争被爆国が核兵器禁止条約にサインをできないという皮肉。

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