今日、7月24日が、東京オリンピック・パラリンピック2020まで丁度2年ということで、メディアでもさまざまな特集が組まれていました。
ウチの母もそうですが、もう1回オリンピックを見たい。あと2年は頑張らないと…ということで、多くの人に目標と勇気を与えていることは確かです。
ただ、政治家のあと2年(正確にはもう1期)となると話は違います。
自民党参議院選挙の比例区では、70歳定年制~候補者は70歳未満という内規があるそうです。ところが来年夏の参院選では改選を迎える現職18人のうち9人が「定年」。しかし9人全員が立候補を希望しているということです。
今の70歳の方は本当にお若いし、健康です。それは理解していますが、政治家の定年制には、重大な理由があります。
それは、政治家はこの国の未来に責任を持つ、ということです。世界が大きく変わろうとしている今、70歳以上の方に未来志向の政治ができるのでしょうか?
首長や議員の高齢化は地方自治体でも同じ。
長期政権は、しがらみの温床ともなり、議会のマンネリ化も招きます。
立場は違いますが、民間では55歳を過ぎると早期定年制度を設けているところもあります。自分の役目は終わったと満足出来たら、後進に道を譲るのです。
若い世代へバトンタッチ!