政府は31日、3歳から5歳までの幼児教育・保育の無償化を決定しました。焦点となっていた認可外保育施設もすべて対象とし月3万7千円を上限に補助をするというものです。
認可保育施設は、自治体ごとに世帯所得に応じた保育料が設定され、負担額も異なりますが。、高額所得世帯も含め全て無料となります。
問題はこれが3歳から5歳児のみということ。
ゼロから2歳児は住民税非課税世帯のみ対象となります。
中央区でも待機児童のほとんどが0歳と1歳児。今年の4月1日時点での待機児童は厚労省の新定義で188人。そのうち0歳児が65人、1歳児が95人で約85%を占めています。
幼保無償化は自民党が昨年10月の衆院選で公約に掲げたものですが、財源は限られています。3歳児からの無償化より、待機児童の解消が先ではないでしょうか?