今日の東京新聞の1面には、ちょっと疑問が。

 

都心部では園庭のない保育所が増えていることを批判する記事で、園庭保有率ワースト2に港区、ワースト3に中央区が上げられている。保有率はそれぞれ約25%と29%。

 

中央区も港区も、湾岸エリアの高層マンションの増加で、子育て世代の人口が急増している。保育所の整備は喫緊の課題だ。

 

確かに認可外保育所・認証保育所は、園庭がない所が多い。

その代り、中央区では、子どもたちが手を繋いで近くの公園や児童遊園までお散歩している光景をよく見かける。保育士さんにうかがうと、お天気が許すかぎり毎日公園に行っているそうだ。

 

サービスという観点からみると、保育時間の延長や、お稽古事を有料で取り入れる等、多様化している保育園も多い。

(認可と認証の保育料の差額を、中央区も港区も補助している)

港区では緊急暫定保育施設を発展させた独自の港区保育室を開設して今年4月の待機児童を64人まで減らした。

 

広い園庭のある認可保育所を増設するのが理想ではあるが、都心部では広い土地の確保は難しい。区で条件をしっかり設定したうえで、認可外の保育所も増やしていくことは、現実的な対応だと私は思う。

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