学童クラブ(放課後健全育成事業
)は、
児童福祉法規定に基づき保護者が就労等で昼間家にいない小学校の児童に対し、その健全な育成を図る事業で、中央区では児童館を活用し、40名という定員があります。

児童館の改築・改修に合わせて定員の拡大を図っていますが、
近年申込者が多いことから待機児童が課題となっています。

一方、
プレディは、中央区子どもの居場所づくり事業実施要項(文科省指導)に基づき、保護者の就労にかかわらず、小学校の施設内に居場所を提供する事業です。

プレディには定員がないことから、中央区では結果的に学童待機児童の受け皿になっている側面があります。
このような中、平成27年度から
児童福祉法が改正になり学童クラブの対象が、プレデイと同様、小学生全員となります。

そこで江戸川区では、児童福祉法に基づく従来の学童クラブ事業条例を廃止すると共に、区独自の児童健全育成事業を来年4月からスタートさせることを決定し物議をかもしています。
その背景にはおやつの廃止や、職員の非常勤化などサービスの後退に対する保護者の不信感があるようです。

中央区は、来年4月から始まる子ども子育て支援新制度開始後も、この2つの制度を併存させながら、緊密な連携を図っていく、としています。
そのためにも、すでに一部のプレディでは実施されている、活動日・時間の延長や、出欠の管理、おやつの実施等、プレディにおける児童館並のサービスをしっかりと実施していく必要があります。

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