昨夜は函館の夜景を見て、夕食を食べてからホテルに戻った。

気温はさすが北海道。

東京とは全然違って、まだまだ真冬。

 

先にお風呂でゆっくり温まるといいよ、と青木さん。

でも、女性の方がお風呂に入ると長くなる。

それなら青木さんから入ってもらった方が私の気持ちが楽と伝える。

それでも青木さんは、私からゆっくり入って貰った方がいいのだと譲らず。

なので、お言葉に甘えてお先に失礼。

 

もちろん長くならないようにと意識する。

そして出る時には髪の毛が落ちていないかと何度もチェック。

大丈夫だよね?床も濡れていないよね。

 

お風呂から出たら、早かったねと青木さん。

気を使わせちゃった?と青木さんの優しい笑顔。

青木さんがお風呂に入っている間、ホテルのナイトウェアを着る。

見た目あんまり可愛くはないけれど、着心地は良い。

程なくしてバスタオルを巻いた青木さんが出て来る。

 

一人用のソファに座っていた私、「何か、飲む?」と立ち上がる。

青木さん、私の前に立ったかと思うと、そのまま私を抱きしめた。

 

・・・我慢できない・・・

青木さんが呻いたかと思うと、そのまま立ったままキス。

そのうちにお互い激しくなってくる。

強く舌を吸われ、そして私も吸い返す。

美咲・・・美咲・・・何度も私の名前を呼ぶ青木さん。

 

青木さんの固くなった下半身の感触が私の下半身に伝わってくる。

ああ・・・クラクラしてくる。

 

ベッドに行こう、青木さんが私をリードして、ベッドに寝かされ

私の体の上に青木さんが覆いかぶさってきて、キスをされながら

ナイトウェアを脱がされ、胸が露わになる。

期待に胸が高鳴り、私は軽い目眩を覚えた。

 

・・・この瞬間が、私の絶頂だった。