道を外れ木々の間に分け入る。

電灯から外れ、辺りは突然暗くなる。

 

壁ドンならぬ木ドン(?)で、広田の顔が迫ってくる。

嫌なら避ければ良いだけのこと。

なのにそのままキスを受け入れる。

1回目は軽く。2回目は強く。3回目はお互い舌を絡め合う。

お互い舌を出し入れしているうちに、広田が下半身を押し付けてくる。

 

私のコートのボタンを外す広田。

私の身体を木の方に向けさせ、後ろ向きにさせる。

広田の手が服の下から入って、下着を胸にたくし上げたかと思うと

優しい胸の愛撫が始まった。

 

まるでこれを待っていたかのような私。

小刻みだったり、激しかったり、トントン微妙なタッチだったりと

私の身体の反応を確認しながらの多彩なバリエーション。

それでも乳首には達せず、じらして、じらして、じらされる。

 

広田の口が私の耳や首元を吸ったり触れたりするたびに

私の身体も反応していく。

 

顔を見られないで良かった。

きっと今、私の顔はどんどん感じている顔になっているはず。

それでも極力声だけは出さないようにと意地を張る。

声は出さなくとも、心の中では思う存分に悲鳴を上げている。

 

あああ、あああああ、

お願い、そこじゃないの、あああ、早く、早く、乳首を・・・

 

広田が耳元で卑猥な単語をささやいていく。

どうして欲しいの?何が欲しいの?感じているね・・・

 

ああああ、いじめないで。

こんな胸だけで下半身までうずいてくる。

太ももが、膝がガクガクと震えだす。

 

そしてようやく広田の指が私の乳首に到達。

私の乳首をきつめに引っ張たり、こすり合わせたり。

少しずつ少しずつ木を抑えていた手が下がり、身体もずるずる下がっていく。

乳首への刺激連動して私の身体もびくびく震えていく。

お尻を広田の方に突き出すような恰好になっていく。

背中に広田の体重を感じながら、自分の身体の自由が奪われていく。

 

ようやく広田が私の身体を引き上げ、身体の向きを広田の方に向き合わせる。

私の背中は木に押し付けられる。

そのまま広田の舌が私の胸を這っていく。

外の公園でこんな事をしているなんて・・・

 

広田が私の乳首を甘噛みする。その刺激に背中が弓なりになる。

舌で乳首を転がされたり、時々甘噛みされたり、

じっくりじっくり私を責めてくる。

無意識の内に顔を左右に振ったり、のけぞったりと身体が勝手に動く。

ああ・・・気持ちいい・・・ああああ・・・

 

頭がだんだんとぼーっとしてくる。

達してしまった・・・

 

広田が相変わらず卑猥な言葉を投げかけてくる。

イッタ?ヨカッタ?ナントカナントカ・・・

 

ぼ~っとしながらも、癪に障る。

癪に障ったので、ズボンの上から広田のモノを手で握る。

手で握ったまま、上下に刺激を与えていく。

そして時々、手の位置を変えて玉の方を握ったりと、

青木さんに教えられた通りに。

 

目をつぶり、時々うっとか、あっとか、気持ちいいとか、声を上げる広田。

私のされるがままになっていたが、途中で、ストップ、ストップ、ストップ!!!

と私の動きを阻止。

 

今度はベンチに私を誘導し、あろうことか広田が座った上に、

広田の腰の上に私を座らせる。

これって、これって、この格好って、やばくない?

 

そして片手で私の乳房やら乳首を愛撫しながらも、

もう片方の手で私のスカートの中をまさぐる。

太ももから徐々に上に上がり、下着の上からとはいえ、私のアソコに到達。

広田の身体から離れようとするのだが、固定されて逃げられない。

 

濡れてるね、すごいなあ、などなどなんでこんな卑猥な言葉を

言い続けるのだろうか。

下着の上からとはいえ私のアソコを撫でたり、

なぞってきたり、指の巧みな動きで絶え間なく刺激を与えてくる。

 

悔しいが、指の動きに合わせて私の下半身は私の意思に反して

波打ってくる。あああ、こんな、こんな、こんな・・・

 

そして、ソレは唐突に突然に身体を駆け巡ったのだった。