広田君と某テーマパーク近くや海の周辺をドライブした。

割り勘でファミレス夕食のあと、他に車の止まっていない海近くの駐車場に

車を止めて、車の中で雑談をしていた。

 

車内を流れるCDの曲にふと耳を傾ける。

曲は洋楽に移っていた。

 

と、広田君の顔が私に迫って来て、そのままお互いの口が触れた。

遠距離恋愛中の彼が居るというのに、この状況はまずい!

マズイと思うものの、この先に起こる興味の方も大きくもなる。

 

だけど、広田め~、何も言わない。

真面目な恋愛対象だったら、最初に好きだとか付き合おうとか、

普通はちゃんと言葉にするよね?

だけど、何も言われないという状況は今の私にとっても都合が良い。

 

私が拒絶を示さないことに広田は大胆になってきた。

服の上から乳房を揉みほぐしていったかと思うと、

服の中に手を入れてきて指先で直接胸をなぞり出すした。

そのまま服をたくし上げ、ブラを外され乳房が露わになる。

 

広田の指先が円を描くように優しく優しく乳房の外縁をなぞっていく。

じわりじわり・・・じわりじわり・・・その微妙なタッチに

私の身体が反応し始めた。

 

まさか広田ごときに簡単にイニシアチブを取られるなんて癪でもあるので

口を閉じたまま踏ん張る。

 

ああ・・・だけど、なんてこと。

触れるか触れないかの微妙なタッチで大きな円から少しずつ少しずつ

円がちいさくなっていく。

こんな手の指先で胸を愛撫されるだけで、身体が小刻みに震えてしまう。

そして、そして、声にこそ出さないけれど、心の中ではもっと、もっと・・・と身もだえ始めた。

 

・・・ああ・・・早く、早く、その手の動きを乳首に到達させてほしい・・・

指の動きはじわり、じわり、大きな円から小さな円へと変わっていく。

 

そのまま乳房の裏側から広田君の舌が丹念に這い始めた。

私は手で座席を握りしめ、口を固く閉じながらも、心の中では

早く、早く、乳首をお願い・・・とその瞬間をじらされながら待つ。

 

そしていよいよその歓喜の瞬間が来た。

広田の指先が私の固くせりあがっているであろう乳首をコリコリっと優しく

擦り合わせたその時、突然に頭の中に火花が散り、背中が剃り返った。

 

・・・ああ・・・なんてこと・・・

決して、決して声が漏れないように口は堅く閉じたままながらも、

私の乳首を今度は大胆に口で吸い上げる広田の動きに合わせて、

私の上半身は勝手に広田の顔に胸を押し上げる。

 

吸われながらも舌の動きが乳首に敏感に伝わってくる。

左右に舌で転がされ、そして軽くではあるけど噛まれた時には

ビクっと私の身体に電気が走った。

 

こんな、胸を愛撫されただけで私の身体に訪れた異常な反応は、

当然、下腹部の奥にも繋がっている。

下腹部の奥の疼きが強くなり出し、泉が湧くようなイメージが頭に浮かぶ。

太ももが勝手に小刻みに震え始め、疼きが止まらなくなる。

 

それでも無駄な抵抗で口だけは堅く閉じ、負けるもんかと理性が抵抗する。

額に汗がにじみ出し、目が潤みだした。

広田が操る手の動き、舌の動きに合わせて私の上半身も左右に上下に波打つ。

 

執拗に私の胸を攻めていた広田の口が胸から離れ、徐々に徐々に下に移って来た。