マンションは普通数十世帯以上が
生活をする共同住宅である
それゆえに共有部分の管理や
建物本体の管理は
一般の人にはわかりづらく
そのために我々のような
マンション管理士という
資格が生まれた背景がある

一般の方がいちばん悩めるのは
建物の修繕や設備の管理の問題
だが建築関係に従事する関係者は結構多く
彼らがすべてマンションの工事に
関わっているわけではないが
建築の技術に精通しているのは間違いない
そううい建築の関係者も
第三者的な態度をとることが
いろいろな部分で難しいので
関係者が表立って管理組合の活動を
推進することはあまり見られないようだ

だが管理組合を運営する上では
彼らの助言は非常に有効で
工事の見積書を見てもらうだけでも
見積書が適正であるかを見る
ひとつの指針になるだろう
また当然アイデアも持っているわけで
そういう発想を有効に使うのは
組合活動にも有用だろう

建築関係だけでなく
例えば看護師をしている人がいれば
緊急な特には当然近くにいて
役に立つことができるわけで
プライバシーの問題は難しいけれど
友好関係の増大は
管理組合の良質の潤滑剤になるだろう