昨日は二十四節気の『春分』でした。
春分は、太陽が真東から昇って真西に沈むことで昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
陰の極まる冬至からコツコツと少しずつ陽を増していき、
立春から陽気が顔お出し、今日の春分で陰陽の気が等しくなります。
これから夏至までは、陰気よりも陽気が旺盛となる活動的な期間で、新年度がスタートし、新たな活動を始めるのに適した時です
ただ、陰陽が等量のこの時期は、気温も体調も、気持ちも 変化しやすく揺れ動きやすい時でもあります
寒暖差や自分の体調、感情の変化に目を配り、ケアしながら過ごしていくことが大切です
そしてもう一つ
お彼岸の中日である春分は、いくつもの命をつないで今自分がここにあることを感謝する時
自分は何者なのか、自分が今ここにある意味は、
「自分の命を何に使うのか…」
などといったことを見つめ返す時でもあります。
わたしたちは、ついつい善悪、損得、高低、早遅、高安、プラスマイナス…
打算で物事を判断してしまいがちです!
片方が善で反対は悪と、自分の秤で即レッテル化⚖️
でも、立場が変われば見え方は真反対になっることも少なくない
二極化した価値観に陥りだけど、
「みんな違ってみんないい☆」
「いい時があれば悪い時もある!」
「登れば下がる」し、
「落ちれば上がる⤴︎」
陰陽論はそんなことも教えてくれます
陰陽のバランスがフラットな今日、色眼鏡をはずして、自分の価値観を見直していきたいと思います。