いつも見ていただきありがとうございます!!
福岡 西新 漢方相談 馬場薬局 の 内田です。
月末の馬場薬局 食用講座 の準備で料理を試作中!
今回で第3期は最終回‼︎
「血虚」「瘀血」「気虚・気滞」ときて、
今回のテーマは梅雨時期に合わせて「水滞」です。
東洋医学では体に滞った水を水滞と呼び、
その他にも、水毒と言ったり、熱や冷えが加わると、湿熱と呼んだり、痰飲、湿痰、痰湿などと様々な名前で呼ばれます。
水滞は、浮腫やめまい、頭痛、倦怠感、冷えなどなどの原因となり、
梅雨時期は洗濯物が乾きづらいように、体にも余分な水がたまりやすくなります。
そこで今回は、水滞排出 脱水レシピを考えてみました!
第3期は、薬膳料理のように生薬を使って料理を作るのではなく、
漢方薬をそのまま使って料理をしてみようとヒラメいてしまったものだから、
なかなか美味しく作ることができずに悪戦苦闘しております。
今回の漢方薬の候補に選んだのが、当帰芍薬散と五苓散!
「散」と名がつくとおり、本来は生薬をすりつぶして散剤として服用しますが、
今回の料理に使うのに、散剤では都合が悪いので、
「散」と名がつくとおり、本来は生薬をすりつぶして散剤として服用しますが、
今回の料理に使うのに、散剤では都合が悪いので、
当帰芍薬散料、五苓散料として煎じることにします。
こちらは、当帰・芍薬・川芎・茯苓・白朮・沢潟の6つの生薬でできている当帰芍薬散
そしてこちらは、豬苓・沢潟・茯苓・白朮・桂枝の5つの生薬でできた五苓散
桂枝=シナモンが入っている分、五苓散が美味しいのではという予想を裏切り、
当帰芍薬散の勝利☆
猪苓が思いのほか美味しくないご様子。。。
それでは、当帰芍薬散をパックにして、
煎じます・・・
今回、漢方薬以外に登場するのは、
余分な水を排出し、お肌もキレイになる
薏苡人(ヨクイニン=ハトムギ)
薏苡人は別のお鍋で軟らかくなるまで煮ていきます。
40分ほど煎じた漢方薬に、てんさい糖で適度に甘みをつけ、寒天を入れ冷まします。
腎を補い、水の排出に役立ちます。
小豆を煮るところから始めると、料理に時間がかかりすぎるので今回は水煮缶を使用。
先ほどと同じように、薏苡人の煮汁にてんさい糖で適度に甘みをつけ、寒天を入れて冷まします。
つづいて登場するのが夏の定番スイカ!
スイカには体の余分な熱を冷まし、利尿の働きがあります☆
スイカと、寒天2種をサイコロ型に切って、
ガラスの器に盛りつけます。
最後に登場するのが炭酸水
炭酸水の炭酸は、CO2=二酸化炭素で、
酸素の老廃物のように扱われがちですが、
体に有益な働きも多く、利尿効果もあり☆
よく冷えた炭酸水を先ほど盛りつけた料理にそそげば、
「シュワーーーー」っと泡立って、
見た目にも涼しげで、ジメジメとした梅雨の暑さにもってこい![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
ミントを上に添えるともっとよくなりそうなので、本番では採用!
今回は、これで 完成~◎
それでは、実食‼︎
(^人^)
見た目以上に、
マズーーーーーーーーーーーィ‼︎
(≧∇≦)
もう少し改良が必要なようですっ。
( ̄▽ ̄)