前回、先進医療の支払いが保険会社によって「前払い」と「後払い」があり
一方医療機関は先進医療の技術料支払いについて原則「前払い」と規定して
おりますと説明致しました。
先進医療の重粒子線治療は約300万円、陽子線治療は約250万円の費用が健康保険外なので
全額自己負担となります。
もしも「後払い」の保険会社で契約したら約250万円~300万円を一時立替えないと
先進医療を受ける事は原則出来ません。
この一時立替えができなければ患者さん本人はもとよりご家族はとても残念な思いをすることになります。
先進医療特約を付加する時にもう一つ重要なポイントが有ります。
先進医療の技術料支払いを「医療機関直接払い」している保険会社が有るということです。
患者さんは医療機関からの請求書を保険会社に送れば保険会社はすみやかに
医療機関の口座に請求額を振り込んでくれます。
患者さんにとってはお金の心配というストレスから解放されます。
さてこの「医療機関直接払い」を実施している保険会社は私の知る限り
次の保険会社です。
・オリックス生命
・アクサ生命
・ジブラルタ生命
・メットライフ生命
・住友生命
・チューリッヒ生命
なお北海道でガンの「陽子線治療」治療を実施している病院は
北海道大学病院と札幌禎心会病院です。
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有限会社御用達 菅野憲紘