いつも頑張ってるみなさまこんにちは！
DVモラハラ夫離婚専門ライフコーチ
観音寺りり子です
なんだか<昔話シリーズ>
好評なので続けます
昔々あるところに<モラハラ太郎>
という
漁師がおりました
太郎はなぜか
『自分はすごい』という
根拠のない自信を持っており
<自慢話>をするのが大好きでした
ある日の太郎の漁で
大きなカメが網にかかり
売り物にならないので
海に放そうとした太郎…
ふと考えました
『まてよ、このまま 逃がしても誰も見てない』
『明日人の見ているところで
亀を逃がして優しい男アピールだ！』
そう考えた太郎は
亀を担いで陸に上がりると
浜辺からうんと遠いところに
亀を降ろしました
翌朝
浜辺が騒がしいので
太郎が行ってみると
昨日の亀がやっとのことで
浜まで来たものの
日に当たりすぎて
弱っておりました
それを村人達が一生懸命
助けようとしているではありませんか
俺の出番がなくなる！！
と慌てた太郎は
村人の間に割って入ると
大きな声で呼ばわりました
『亀をいじめてはいかん！俺が助ける！』
誰もいじめてないのに……
でも…
村人は太郎の剣幕に驚いて
黙ってしまい
太郎は悠々と
亀を担いで海に返しながら
また大きな声で言いました
『お前は俺のお陰で助かったのだぞ！』
弱っていた亀はぼーっとして
思わず
その言葉をうのみにして
竜宮城へと帰りました
亀から話しを聞いた乙姫様は
太郎の事を
『優しくて』
『リーダーシップがあって』
『男らしい』
と勝手に勘違いして
亀に連れてくるように命じました
亀は太郎の元にやってきて
乙姫様が会いたがっていると伝えました
『しめしめ…
俺ってやっぱり
特別な男なんだなー』
と
これまた勝手に思った太郎
亀に連れられて
ノコノコと竜宮城にやってきました
社交的で、如才ない太郎を見て
<モラハラ太郎>と知らない乙姫様
世間知らずも手伝って
すっかり太郎を
好きになってしまいました
『どうか私の夫になって下さいませ』
だめ～
乙姫様～
騙されないで～
とは誰も言わないので…
太郎は即OKして
竜宮城での暮らしが始まりました
最初こそいい夫をやっていた
<モラハラ太郎>
徐々に本性を現して
些細な事でグチグチと
乙姫様にケチをつけ始めました
乙姫様が悲しむと
太郎は決まって言うのです
『俺は怒りたくて怒ってるんじゃない』
『怒らせるお前が悪いんだよ！！！！』
ああ…乙姫様の運命やいかに？？？
つづく…
とりあえずチェック！
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