よく通る道なのに、こんな大木の銀杏の木があると認識してなかった。
台風の影響か、夏のような気温と日差しだけど、朝夕は涼しい風が吹く季節
蝉の声が力一杯だなぁ✨って感じつつ、今朝は娘に『断末魔のような蝉の声』と言ったら、『それ、思い込みだから』蝉はいつもこの声だよと言われて『クヒ=思い込み』について考えさせられた
蝉は蝉で
銀杏は銀杏
ありのまま、そのまま、その生を全うしている
私がそこへ感情をのせて、思い込みをのせて、見たり聞いたりしている
純真無垢な瞳で生まれた赤ちゃんは、いつから思い込みを持つようになるんだろう
いつから、色眼鏡をかけて世界を見てしまうんだろう
そこに、ただ、ある✨
それに気づかず生きている事が沢山あるんだろうなあ
あらゆる命は、命をいただきあい生きている
生かされている
生きさせてもらっている
有難いこの世界
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。