先月発表されたSEROW250に続いて、第3次排気ガス規制に対応したトリッカーの発表が昨日ありました。
「トリッカーの良さ」を残しつつも、蒸発ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターの装着等により環境に配慮するとともに燃費の向上も実現し復活です!
見た目上は大きな変更点はないようにも見えます。
違いがわかりますでしょうか?
画像中の丸部分が新しく採用となったキャニスターです。
カラーリングは好評いただいていた2カラーが続投です。
ディープオレンジメタリック7(オレンジ)
マットブラック2(マットブラック)
ところで「トリッカーの良さ」ってなんでしょうか?
それはやはり軽量コンパクトで取まわしの軽さ、足つきの良さも含め、思い通りにコントロールできる楽しさではないでしょうか。
操りやすいということは初心者や女性にもやさしく、またベテランライダーが乗っても遊べる懐の深さをもったバイクだと思います。
まさに、FREE RIDE PLAY BIKEですね!
ここからは、トリッカーの歴史について紹介します。
初お披露目は2001年の東京モーターショー。
サーフィンやスノーボード、BMXなど身体をフィジカルに使って楽しむ"Xゲーム"の醍醐味を、モーターサイクルの世界に体現しようと開発したコンセプトモデルとして登場しました。
そして、2003年の東京モーターショーには市販予定車として展示。
コンセプトモデルのトリッカープロも印象深いですね。
スタジアムでトライアルライダーがアクションするビデオも話題になりました。
オレンジとイエローのカラーリングがエクストリーム系のストリート感があり衝撃的でした。
その気にさせるプレイバイク、トリッカーは2004年2月に市販化されます。
この時のロゴは小文字の「tricker」でした。
2005年には"X系スポーツ"イメージをさらに強調したトリッカーSも登場しました。
2006年モデルではロゴデザインが変わり大文字「TRICKER」になりました。
2008年モデルからフューエルインジェクションを採用してタンク容量が増えました。この時に現在のモデルと同じ頭文字のみ大文字の「Tricker」になりました。
いかがでしょう。
トリッカーも細かい変遷があって今のカタチがあります。
新しいトリッカーの発売日は2018年9月20日です。
トリッカー製品ページ