先週末にスペインのアラゴンで、モトGP第14戦が行われました。
このレースで2番グリッドからスタートしたヤマハのロレンソが、鮮やかなスタートでホールショットを決め、その後は一度もトップを奪われることなく完璧なレース運びで優勝。
一方のロッシは予選６番手からスタート、４周目には３番手まで上がり２位のマルケスと最後まで激しいバトルを繰り広げましたが、抜くことができず３位でのゴールになりました。
これでシリーズランキングは、トップのロッシとロレンソの差が１４ポントに縮まり、ますますチャンピオン争いが激しくなりました。
またこのレースで、Movistar Yamaha MotoGPのチーム・タイトルが決定しました。
次戦は２週間後に日本GP,ヤマハの二人が好調なので楽しみです。
『ロレンソが優勝、チーム・タイトルも獲得』
■大会名称：第14戦アラゴンGP
■開催日：2015年9月27日（日）決勝結果
■開催地：アラゴン／スペイン
■コースコンディション：ドライ
■気温：23度 ■路面温度：39度
Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが圧倒的な強さを見せて優勝。チームメイトのV・ロッシは激しい2位争いでスペインのファンを魅了するも0.090秒届かず3位。
ロレンソはグリッド2位の位置から絶好のスタート。真っ先に第1コーナーへ進入し、M・マルケス（ホンダ）がこれに続いた。いつものようにオープニングラップから積極的にペースを上げていくロレンソは、1ラップ目を終える時点で0.5秒以上のアドバンテージ。
マルケスはその後も懸命にくらいつこうとするが、転倒リタイアとなった。
このときすでに、後続との距離は1.7秒まで拡大。
A・イアンノーネ（ドゥカティ）、D・ペドロサ（ホンダ）、V・ロッシが2位争いを展開する間に、ロレンソはさらにリードを広げて3秒以上のマージンを築いた。
単独走行となったロレンソはその後もコンスタントにペースを守り、最後まで誰にも邪魔されることなく真っ先にチェッカー。2位に2.683秒差をつけて優勝を飾った。