今週のレース情報! | かんのぶのブログ

みなさんこんばんは!

今日も寒かったですねぇ~!

よく花冷えといいますが、桜ももう散ってしまって葉桜になってきていますよ。

今年の桜は悪天候のせいで、例年よりも早く散ってしまったようですね。


ところで先週の日曜日、雨の中熊本のHSR九州で全日本モトクロスが開幕しました。

ヤマハは今年からチームを一新、ワークスチームが復活してチャンピオ獲得を目指します。

ただ残念ながらエースの平田選手が、ここの事前テストで怪我をしてしまい、欠場になってしまいました。

昨年の後半は連勝するなど、調子がよかったので残念です。


もう一人のワークスライダーの安原選手は、IA1クラスデビュー戦でいきなり5位入賞とすばらしい走りをしてくれました。

今年からTEAM TAKASEで走る、田中選手もヒート2で3位に入り表彰台を獲得。

また、YAMALUBE RACING TEAMの渡辺選手もIA2クラスヒート1で2位を獲得、レディースクラスでも安原選手が2位を獲得とヤマハライダーがどのクラスでも表彰台に上がることができました。


IA1:安原が第1ヒートで5位入賞
第2ヒートは田中が3位表彰台




■大会名称:2015全日本モトクロス選手権第1戦九州大会
■カテゴリ:IA1・IA2
■開催日:2015年4月5日(日)
■会場:熊本県・HSR九州
■レース時間:25分+1周×2ヒート
■天候:雨のち曇り


安原にとって、初の最高峰、初のYZ450FMでのレースとなった第1ヒート。そのスタートは、見事な加速でトップを争う。

しかし、アウトに膨らんでしまいホールショットは逃したが、1周目を成田亮(ホンダ)、小方誠(ホンダ)、小島庸平(スズキ)、熱田孝高(スズキ)に続く5番手で終える。

序盤こそ上位進出を狙い、トップ4にくらいつく安原だったが、相手は全日本のトップライダー。

周回を重ねるにつれて離され、中盤には単独走行になるが厳しいコンディションのなかでモチベーションを切らすことなくポジションをキープ。

レース終盤には4番手の小島に迫るも届かなかったが、IA1初レースで5位入賞を果たす好スタートを切った。

なお、トップ争いは成田、熱田、小方が接近戦を繰り広げたが、これを成田が制して優勝。2位は熱田、3位は小方となった。


一方、第1ヒート、1周目の転倒が響き9位となっていた田中教世(TEAM TAKASE with YAMAHA)が、この第2ヒートは好スタートから1周目をトップでクリア。

序盤は速いペースで後方を引き離しながらトップを快走するが、3周目にスリップダウンにより5番手まで後退してしまう。

それでも諦めることなく走行を続けるなかで、上位陣もミスなど後退して熱田、小方との三つ巴の 3位争いとなる。

この中で安定感に勝る田中がバトルを制し3位のチェッカーを受け、IA1クラスにヤマハ初の表彰台をもたらした。

優勝争いは、小島と成田の一騎打ちとなったが、中盤で小島を成田が逆転。その後もしばらくの間小島が後方から攻めるがおよばず、ディフェンディングチャンピオンの成田が、両ヒート優勝を獲得した。



昨年怪我に泣いた渡辺選手が、厳しいマディコンディションのなかで行われたシリーズ開幕となる第1ヒートで2位表彰台を獲得。

本来のポテンシャルに加え、アメリカで過ごしたシーズンオフの成果を成績で証明した。


レースは、ファクトリー勢の富田俊樹(ホンダ)、竹中純矢(スズキ)に続き3番手、さらにその後方には、同じくYZ250Fを駆る岡野聖(フライングドルフィン サイセイ)が続きヤマハの2人も好位置でレースをスタートする。

序盤は、上位2名のペースが速く、少しずつギャップを広げられてしまうが、渡辺のペース自体は安定しており、3番手をしっかりとキープ。

その後は我慢のレースとなるが、中盤で逆転を許した富田が転倒。

これで渡辺が2番手に上がると、最後までポジションを守り2位でフィニッシュ。

昨年の沈黙を破るとともに、チャンピオン獲得に向けて幸先の良いスタートを切った。

なお、岡野は渡辺から遅れたが、最後まで安定した走りを披露して4位でチェッカーを受けた。

優勝は竹中、3位は富田となった。

ヤマハ全日本モトクロス情報