『モトGP日本グランプリ』
10月10日~12日栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催された、モトGP第15戦日本グランプリに、今年も行って来ました。
金曜日の夕方、松山を出発!
土曜日の予選、日曜日の決勝と2日間の観戦です。
今年も近所の道の駅に車を停め、そこからはバイクでもてぎまで行きます。
日曜日は8時過ぎにもてぎに着いても、もうたくさんのバイクが駐輪場を埋めています。
台風の影響を心配していたのですが、決勝の日曜日の天気は晴れ!
気持ちのいい一日になりそうです。
モトGP観戦も6回目ですが、決勝日の日曜日にまだ一度も雨にあったことがありません。
なんて運がいいんでしょうか!
ヤマハブースはYSPブース、ワイズギアと並んでいて、展示バイクに跨がったり、モトGPグッズの購入ができます。
また、イベントを行うステージ上には発売間近のYZF-R25が展示されていました。
それもヤマハカラーのイメージが強いブルーが、このカラーで発売されるのでしょうか?
今年はスズキさんも、来年からのモトGP参戦を見据えてか、自由に跨れるようにバイクを展示していました。
KTMさんも3年後のモトGP参戦を見据えて、展示していました。
バイクで行くと1.000円の駐車券に抽選券が付いていて、
モトGPライダーのサイン入りグッズなどが当たる、バイク来場者限定の抽選会に参加できます。
ちなみに私は、オリジナルステッカーとキーホルダーでした。
モンスターエナジーでは、今年も無料でドリンクプレゼントを行っていました。
この写真は近くの山からサーキットに向かって、ワイヤーにぶら下がって下りてくる、「メガジップラインつばさ」です。
往復561mもあるそうで、みなさん気持ち良さそうに乗っていました。
今年のメインストレートの観戦はビクトリースタンドが新設されていて、今まで以上に間近で観戦でき、GPマシンの音にも圧倒されます。
ビクトリースタンドを後ろから見たところですが、鉄パイプを組んで作っていました。
ビクトリースタンドと従来のメインスタンドの間には、ホスピタリティガーデンが設けられていて、食事などもできるようになっています。
ホスピタリティガーデンには、いろんなメーカーさんやカフェーなどもあり、ヤマハさんもテントを出していました。
中に入ってみると1990年にW・レイニーが乗ってタイトルを獲得した、YZR500(0WC1)展示されていました。
それと、ロレンソやロッシ、中須賀選手と一緒に写真を撮れるところも用意されていましたよ。
私もさっそく1枚、パチリ!
ACE CAFE LONDONさんの中には、カフェレーサーにカスタムされた、SR400 やCB1100が展示されていました。
土曜日は天気もいいので、日曜日には見ることができないコーナーなどに行ってみました。
もてぎ内には無料の周遊バスがあるので、ちょっと離れたところでも楽々行けます。
まずは、S字コーナー。!
次はヘアピンカーブ!
コースのすぐ横で観戦できるダウンヒルストレート!
ここ90°コーナーは、ダウンヒルストレートから続くコーナーで、いつもドラマがおこる人気の場所!
予選終了後はいろんなイベントがあり、ヤマハさんでは難波さんのトークショーが行われていました。
難波さんのトークショーが終わってから、1時間半後くらいにロッシ、ロレンソ、が来るとかも?ということで、こんなに多くの方が待っています。
ホンダさんでもライダーが来るらしく、多くの人が待っていました。
毎年モトGPに合わせていろんなバイクを展示されているホンダコレクションホールでは、今年はM・ドゥーハンが乗ってチャンピオンを獲得した1994年、1995年のNSR500が展示されていました。
日曜日の各クラスのウォームアップ走行終了後、10時30分頃からオープニングセレモリーが始まりました。
この中には、M・ドゥーハン、ケビン・シュワンツのレジェンドライダー二人もいます。
ただ残念ながら今年は、航空自衛隊のジェット戦闘機は飛んで来ませんでした。
優勝は昨年に続き、アレックス・マルケス(スペイン)
2位 エフレン・ヴァスケス(スペイン)
3位 ブラド・ビンダー(南アフリカ)でした。
このクラスは23ラップで行われます。
このクラスにはフル参戦している中上 貴晶選手がいます。
予選6位とまずまずだったのですが、今年の中上選手はまだ一桁フニッシュがなく、地元でそれができるように気合を入れていました。
この写真のライダーはワイルドカードで参戦している、モリワキレーシングの高橋 裕紀選手です。
以前は世界選手権にフル参戦していたのですが、現在は全日本選手権を走っています。
予選は24位と揮いませんでした。
2位は昨年のモト3チャンピオン、マーベリック・ヴィナレス(スペイン)
3位 エスティバ・ラバト(スペイン)でした。
モトGPのスタート前には、M・ドゥーハンによるデモンストレーションランが行われました。
マシンは1997年型のNSR500です。
2ストロークマシンのサウンドと、煙を吐いて走る姿を久しぶりに見ることができました。
スタートグリッドに行く前にワイルドカードで出場する、ヤマハの中須賀選手に宮城 光さんがインタビューをしています。
いよいよ14時からモトGPクラスがスタートラインに並びました。
トップライダーの周りは報道陣などの数も半端なく、ライダーの姿を見ることができません。
今回は写真のマルク・マルケスがホンダの地元でチャンピオンを決めるかどうか?注目されています。
後ろのレプソルホンダは予選4番手のマルケスです。
前のレプソルホンダは予選3番手のペドロサです。
ちなみに予選1位は、ドゥカティのドヴィツィオーゾでした。
YSPレーシングの中須賀選手は予選17番手。
全日本JSBクラスでランキングトップの走りにも期待したいと思います。
もう一人の日本人は、モトGPクラスにフル参戦している青山 博一選手です。
予選は18番手と中須賀選手と並んでいます。
いよいよモトGPクラスがスタートします。これから24ラップの戦いがはじまりました。
オープニングラップは1位ロッシ、2位ロレンソ、3位ドヴィツィオーゾ、4位マルケス、5位ペドロサとヤマハのワン・ツーです。
その後は2位との差をひろげトップをキープ、危なげないレース運びで優勝!
会心のレースで今年初の2連勝!スタッフの喜びもひとしおのようです。
レース結果は、優勝ロレンソ、2位に9周目にロッシを抜いたマルケスが、ロッシは惜しくも3位でした。
このレースでマルケスがロッシの前でゴールした為、マルケスのシリーズチャンピオンが決定しました。
またマルケスは2年連続チャンピオンの、最年少記録をも更新しました。
今年は雨の心配もなく、土日とも過ごしやすい気候のもとでレースを楽しめました。
ビクトリースタンドが新設され、メインスタンド前を走るマシンの迫力はすごかったのですが、表彰台は少し遠くなったのが、ちょっと残念でした。
年に一度の世界選手権、来年も観戦に来れるようこれから一年、また仕事頑張らなくちゃ~!