『JNCC第2戦ビッグディア広島大会』
4月1日、広島のテージャスランチ牧場でJNCC第2戦が開催されました。
私もAAクラスに参戦の、星野 恭平選手と今回JNCC初参戦の渡辺 学選手の応援にハッシーと二人で行ってきました。
当日は天気予報では晴れだったのですが、午前中は小雨が時折降るあいにくの天気。
前日の夜は雪が舞う冷たい気温で、車中泊がほとんどのライダーは震えたようです。
私たちも尾道市の道の「クロスロードみつぎ」で車中泊だったのですが、ビールをいっぱい飲んで身体の中から暖めたつもりだったのですが、寒く風邪を引いてしまいました。
テージャスに到着して、すぐに恭平と学くんのパドックに行ってみました。
JNCC初参戦の学くんは、エンデューロレースをとても楽しみにしていました。
学くんと同じパドックにいる昨年のチャンピオン、ケンジさんとも1年半ぶりに再会。
いつも笑顔で気さくに話してくれます。
燃料タンクはビッグタンクで12L入り。
モトクロスではほとんどが4ストマシンですが、最近のエンデューロレースは2ストマシンが多いようです。
YZ250Fで10Lのビッグタンク仕様。
恭平くんはJNCCはずっと4ストで参戦しています。
学くんも2ストのYZ250でした。
学くんに2ストが乗りやすいの?と聞いたら、
「これしか無かったの!」と言っていました。
ただ、学くんのタンクは10L入りで、3時間での給油は2回必要だそうですが、ケンジさんの12Lタンクは1回で済むそうです。
今回はトライアルプロモーションの河合さんによって、ヤマハブースも設営されていました。
休憩などもできて、こういうところがあると助かりますね。
綺麗なスタッフの彼女も女性ライダーで、レディースモトクロスなどを活躍していたような気がします。
ヤマハブースと並んである、レアルエキップのテントでは暖かいコーヒーが100円で飲めます。
こんな寒いときは本当に助かります。
レアルエキップでは現地でレーシングサービスもやっているので、一人できているライダーや、部品やオイルなどで困った時はぜひ相談してみてください。
ゼッケン1はケンジさんで、やっぱり余裕を感じます。
1年半ぶりに見る恭平の走りが楽しみなんですが、どうもお腹の調子が悪く、万全の体調ではないようです。
60歳になってもAAクラスで常に上位を走るスーパーマンです。
ゼッケン8はみなさんもよくご存知のエンデューロ一筋、内山 裕太郎選手です。
2011年JECのチャンピオンでもあります。
本当にリラックスしていました。
さてどんな走りをするのか楽しみです。
AAクラスのライダーは、ゼッケン順に一人ひとり選手紹介されて、スタートラインに向かいます。
AAクラスからA,B,Rクラスの順番にスタートしていきます。
いよいよこれから3時間の死闘のはじまりです。
コースは埃もたたず、グリップも良さそうで、ベストコンディションのようです。
これは期待できます。
周回チェック地点のすぐあとには電光提示版があり、時間や自分の順位などが分かるようになっています。
林間コースの狭いところもあり、追越が難しいところは数珠繋ぎになっていました。
上の写真のようなところもあれば、この写真のような広大なところも走っていました。
この長い上りもみなさん全開で、気持ち良さそうに上って来ます。
インフィールドのモトクロスコースのようなところもあり、すぐ横から見ることもできます。
この写真のライダーは恭平くんです。
写真のケンジさんと田中 太一選手の二人だけは、他のライダーとはまったく違うラインをジャンプして上って来ていました。
ここで4位争いをしていた恭平と裕太郎くんが同時に上ってきて、最終ラップに入って行きました。
左がどこかでミスをしてしまったのか、2位になってしまったケンジさん。
JNCC名物、ゴールしたあとライダーをみんなが迎えてハイタッチをしていきます。
表彰式前のシャンパンファイト後の学くんとケンジさんですが、最終ラップまで続いたバトルで少しお疲れの様子です。
あとから学くんの手を見せてもらうと、手のひらと指が豆だらけになっていました。
恭平くんは最終ラップで裕太郎くんを抑えて4位を獲得でした。
学くんはJNCC第3戦、4戦とエントリーする予定だそうで、楽しみです。
みなさんも注目していてください。
恭平も体調管理をきちんとして、ケンジさんや学くんと優勝争いをしてくださいね!
それではライダーのみなさん、3時間お疲れさまでした!
最後まで目を離せない、楽しいレースありがとうございました!
こらからも頑張ってください!