『モトGP 日本グランプリ観戦レポート』
10月2日、3日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で開催された、モトGP日本グランプリを観戦に行ってきました。
当初、日本グランプリは4月の予定だったのですが、アイスランドの火山噴火の影響で、航空機が欠航して中止になり、半年延びて10月の開催になりました。
以前観戦に行った時は東京まで飛行機で行って、東京からはツアーで茂木まで行ったのですが、今回は車で自走して行くことにしました。
金曜日の夕方松山を出発して、途中仮眠をとりながら、茂木町のとなり町の芳賀町に翌朝の7時前に到着、そこの道の駅に車を止めて少し休憩してから、積んできたマジェスティで「ツインリンクもてぎ」にやって来ました。
こちらはYAMAHAのブースで、となりでY‘sギアが用品を特別価格で販売していました。
向こう側が、HONDAさんでCB1100やVFR1200が展示されていて、跨り自由でみんなが跨っていました。
こちらはDUCATIと、SUZUKIさんのブースで、DUCATIさんは用品などを売っていました。
SUZUKIさんは、人数限定でモトGPマシンに跨って写真が撮れるというイベントをやっていました。
お店もいっぱい出ていて、土曜日の午前中なのに結構お客さんがいます。
しかし、どのグッズもいいお値段が付いていましたね。
帰り運転しなくていいのなら、絶対飲みたかったビールです。
このビールを飲んだらどんなに早くなれたんだろうか?
こんな焼きそばもあったんですが、800円はちょっと高い気がしました。
9月5日にミサノサーキットで、モト2クラスのレース中に亡くなった、富沢 祥也選手の献花台も用意されていて、たくさんの花がお供えされていました。
土曜日はいろんなイベントが行われていて、YAMAHAブースでは毎年GPライダーのサイン入りグッズのチャリティーオークションが行われます。
帽子やTシャツが3.000円~8.000円、ロレンソのサイン入りブルゾンのような物は30.000円(定価は多分1万円ちょっとだったような)、極めつけはロッシのサイン入りロッシレプリカヘルメット、なんとビックリ!35万円!その場で現金を払っていました。
まず最初はモンスターヤマハのエドワーズとスピースの二人です。
この人がロッシのヘルメットをオークションで35万円で買った方です。
(本当はサングラスはかけていなかったのですが、私が勝ってにかけさせていただきました。)
私もオークションでは何も買えなかったので、とりあえずロッシ?と記念撮影をしておきました。
いよいよ決勝当日の朝、前日の予報では心配された雨も、まったく心配ありません。
きっと、日頃の行いが良いので、神様がご褒美をくれたのでしょう。
道の駅で車中泊して、そこからマジェスティで8時過ぎにサーキットに到着。
二輪専用の駐輪場に止めてコースに向かいます。
ここだけでも、千台以上はゆうに超えていましたし、他にももっと広い駐輪場が用意されていました。
土曜日にはいなかった綺麗なお姉さんも、ヤマハのPRをしています。
MOTO NAVIのブースでは、決勝のはじまる前に、青木3兄弟の次男で元ライダーの青木 拓磨さんのトークショーもやっていました。
この写真は土曜日に行われていたDUCATIのイベントで、タンデムでコースを1周するというもので、スタート時はウイリーして、1周して帰ってきた時はジャックナイフをしていました。
ストレートでは、たぶん200キロちかくはでていたんじゃないでしょうか。
ちなみに運転しているライダーは、元GPライダーのランディー、マモラさんでした。
決勝レースの前に、富沢 祥也選手の追悼式典が行われ、富沢選手のご両親、チームオーナー、スタッフと一緒に、みんなでご冥福をお祈りしました。
ゼッケン8番のマシンは、1967年に使用した50ccのレーサーで、マン島で日本人として唯一優勝した伊藤 光夫さんが乗ってコースを1周しました。
まずは、GP125ccクラスのスタートです。
レース結果は、1位マルケス、2位テロール、3位スミスとスペイン勢がワンツーでした。
今年は本当にスペイン勢が強いです。
今年から新設されたクラスですが、このクラスには1勝あげている高橋 裕紀選手をはじめ、5人の日本人がエントリーしているので楽しみです。
40台ものマシンが突っ込んでいく、1コーナーは迫力満点です。
レース結果は、1位エリアス、2位シモン、3位アブラハムで、高橋選手は惜しくも6位でした。
このクラスでも、スペイン勢がワンツーでした。
に元全日本RRチャンピオンの、吉川選手と藤原選手が応援のお願いにやってきました。
予選は、ロッシ2番手、ロレンソ4番手、5番手エドワーズ、6番スピースとヤマハ勢はみないいところに付けています。
1周目は、ストーナー、ドヴィツィオーゾ、ロッシ、ロレンソの順で還ってきました。
その後もこの順位で周回がすすみます。
途中、ロッシとロレンソのチームメイト同士のぶつかり合う激しい3位争いがあって、応援席はハラハラ、ドキドキの連続でしたが、結局3位にロッシが入りました。
結果は、1位ストーナー、2位ドヴィツィオーゾ、3位がロッシでした。
派手なシャンパンファイトです。ロッシも本当にうれしそうでした。
パドックにはすぐに取材陣がやって行ってました。
表彰式が終わった後、ホンダコレクションホールに寄って懐かしいバイクを見て、マジェスティで車を停めている道の駅に帰ったのですが、サーキットを出るときはバイクに限ります。車の渋滞は凄かった。
写真は二日間車を停めさせていただいた道の駅です。
広~い駐車場があって、温泉(左の建物)があって、食事もできて最高です。(ここからツインリンクもてぎまでは30分もかかりません。)
温泉はモトGPのチケットを見せれば、100円引きになります。
マジェスティを積み込み、これから温泉に入り、1000キロ、15時間のドライブの始まりです。
ちなみに帰りのルートは、北関東道~東北道~北関東道~関越道~上信越道~長野道~中央道~名神~中国道~山陽道~瀬戸大橋~松山
料金は休日割引が使えたので、往復で1万円以下でした。安い!
ヤマハの応援チケットにはこのグッズが付いています。
みんなでこのTシャツを着て、帽子をかぶり、フラッグを振って応援します。
知り合いから貰ったのですが、これに大きめの応援フラッグがあって、HONDAさんの応援席は赤一色でした。
毎年気になるMOTO GPですが、どうすれば安く、行きやすいか、いろいろ考えるのですが、今回の方法が一番自由でいいような気がします。
交代で運転すれば、金曜日の夜出発して、月曜日の朝には帰ってこれるので、週休2日の人なら仕事も休むことなくいて帰れそうです。
全日本のロードレースとの違いは、一番は排気音の大きさですね。
あの音にあのスピード、迫力も違います。
みなさんをぜひ一度は見に行ってみてください。
楽しいですよ!