K1 krush王者×難聴 | かんのひろたかofficial blog

K1 krush王者×難聴

昨日は、私が応援し続けてきた、第6代 Krushスーパー・フェザー級王者・郷州征宜 選手の引退セレモニーで後楽園ホールへ。

K1スーパーフェザー級戦線を盛り上げてくれた激闘派のファイター郷州征宜 選手。
生まれつき難聴というハンデを背負って戦う「耳の聞こえないK-1ファイター」。
学生時代には、野球で甲子園出場を果たし、高校卒業後に格闘技の道へ進まれました。
郷州選手をご紹介いただいたのは、当時、無所属議員だった斉藤りえ議員。
斉藤りえ議員も、聴覚に障害があり、「障害者と健常者が共に暮らせる社会を創る。」という強い想いに賛同し勉強をさせて戴いています。感謝の日々。

郷州選手は現役時に、「耳が聞こえなくても格闘技でチャンピオンになれる。やれば出来るんだ、というメッセージを、今後もリング上から発信していきたい。」と語られ、私にも熱い思いが伝わり応援してきた。

そんな郷州選手が今日正式に引退をされる。
格闘技を通じ、多くのことを学ばせていただいていただけに、寂しく思う。
しかし、郷くんとご家族の人生。

生まれながらにして、難聴というハンデがあっても、甲子園出場、第6代 Krushスーパー・フェザー級王者になられた。
障害があろうが無かろうが、本気になればやり遂げられる。
一般的に、甲子園に行きたくて高校野球に励んでも、並み大抵の努力では出場すらできない。
K1ファイターになりたくて、格闘技を始めても、プロになれない選手もいる。ましてや、王者になれるなんて夢のまた夢。
それを成し遂げた郷州選手。

どんな困難があっても乗り越え助けてくれる人は必ず現れる。そんな仲間や家族を大切に思う人生の教訓を学ばせていただきました。

一昨年には、同じく難聴を持つ古宮晴 選手がプロデビューされ、希望の灯りがまた1つ灯った。

人は誰でも何かしら、生きていく中で苦難を抱える。
病気、身体、就職難、家族間、友人や知人間、勤務先の悩み、金銭面などなど。少なからず、人生で悩み何かしらが理由でうまくいかなくて、今の社会に生きづらさを感じることもある。

政治のチカラで、色々な生活困難をもつ人が一緒に暮らし、気にかけ、支え合う当たり前の社会「心のバリアフリー」を浸透させたい。