福島県双葉町の仮役場へ行政視察に伺いました。。

こんにちは。

先日、福島県人会の方２名と私の３名で埼玉県加須市にある旧埼玉県立騎西高校に伺いました。




なぜ？廃校になった高校へ伺ったと申しますと、こちらには福島県双葉町から被災され、埼玉県から提供された旧高校校舎に移り住まわれていらっしゃる方々が大勢おり、災害時の体制や状況、そして福島県人会が行うチャリティーオークションでの売り上げをどのように使用したら良いか相談させて頂く為にお時間を頂き現地に伺いました。





こちらには、３月１１日に東日本大震災があり同月１９日には仮役場が他地域に設置され、多くの住民が移動・避難されてきました。
仮役場内には、経済産業省、役場、議会事務局、町長室や高校の保健室を利用した保健施設など設置され、旧高校校舎内は小さな街の様でした。
こちらに市職員も町民も一緒に移り住まわれ、連日連夜の市職員の対応はとても大変な状況であったと担当職員の方から伺わせて頂きました。


又、マスコミにも注目され沢山の応援メッセージが届いており読み返すと涙が出てくる思いでした。
施設内には、町民の方々がお仕事をして行かなければならないということもあり、ハローワークやケア施設、託児所まで完備され、町民の方の声をしっかりと職員が汲んで、町民と一緒に生活を立て直そうと頑張っておられました。

流山市では、ようやっと地域防災計画案が出され、特別委員会にて協議されます。
いつ起こるか分からない災害に、真剣に取り組まなければなりません。
小生が、所属し指導員として活動しているボーイスカウトでも、「備えは常に」と教えられております。
そして、流山市の原動力でもございます「地域力」と「市民力」で安心安全な街づくりだと思います。
まだまだ、災害に強いと言えない所も多々ありますが、積極的に提言し地域防災計画を協議し、安心安全を届けられればと強い使命感を感じております。

些細な事や、提言、ご意見等何なりとお申し付け頂ければ幸いでございます。
菅野直通アドレス→　nagareyama-kanno@dwmail.jp

流山市議会議員
菅野浩考