流山市放射線量低減策を実施 。年間1ミリシーベルト以下を目標に。 | かんのひろたかofficial blog

流山市放射線量低減策を実施 。年間1ミリシーベルト以下を目標に。

放射線量低減策を実施
年間1ミリシーベルト以下を目標に。

福島第一原発の事故に伴い、近隣市と同様 に流山市でも空間放射線量が高かったり、焼 却場の飛灰から国の埋め立て基準を上回る放 射性物質が検出されるなど、多くの影響が出 ています。市では今後、国際放射線防護委員 会(ICRP)勧告に示された目安を尊重し、小・ 中学校、幼稚園、保育所などの施設において、 管理の基準を年間1ミリシーベルト以下(自 然界からの放射線を除く)とすることを目標 とし、相対的に空間放射線量の高い区画にお いて流山市は低減策に取り組んでいきます。

放射線問題に対する流山市の今後の対応について
●放射能対策室を設置
○放射能に対する情報の一元化を図るため、8 月 1 日から環境政策課内に「放射能対策室」を新設 します。対策室では、放射能対策や情報の収集な どの業務を行います。
放射能対策室☎ 7168 - 1005

●クリーンセンターへの草の搬入、 森のまちエコセンターへの剪定枝の搬入について
○市クリーンセンターの焼却灰から、国の基準値 を上回る放射性セシウムが検出されたことによ り、公共施設などで刈り取った草の搬入を当面1 日 5 トン以下に抑制します。
○同様に、公共施設などの森のまちエコセンター への剪定枝の搬入は当面1日3トン以下とします。
クリーン推進課☎ 7157 - 7411  森のまちエコセンター☎ 7154 - 5736

●小・中学校について
○水の溜りやすい場所や吹き溜まりの清掃、校舎 などの側溝および雨水桝の清掃を行っています。
○2学期から給食便り、献立表で使用食材につい て公表していきます。
○施設内で除去した草や排土は、敷地内の子どもた ちに影響が少ない場所に穴を掘って埋めます。
学校教育課☎ 7150 - 6104

●公立/私立の各保育所、学童クラブについて
○園庭内の側溝の汚泥の排出、園庭の除草や落葉 の排除を引き続き行います。
○保育所や学童クラブの建物周りの側溝および雨 水桝の清掃を実施しています。
○施設内で除去した草や排土は、敷地内の子どもた ちに影響が少ない場所に穴を掘って埋めます。
○給食について納入業者に生産地を明確にするよ うに指示しています。
保育課☎ 7150 - 6124

●公園・緑地について
○市内公園の清掃、草刈りを実施し、放射線量の 低減に努めていきます。
○ 清掃や草刈りで放射線量が下がらない公園で は、広場部分について数値の高い順に天地返しな どの措置をとります。
○ 数値の高い植え込み地は、注意看板を設置します。
みどりの課☎ 7150 - 6092

●農作物について
○県および市で、農作物の検査を計5回行いまし た。5 月 19 日の 2 回目の検査以降、放射性物質 は検出されていません。6 回目の検査として7月 27 日には、ネギ、キュウリ、トマトの検査も行 いました。結果は市ホームページで公表します。
○今後、市独自で農作物の放射性物質の分析機器を購 入し、野菜や果樹の生産者などを対象に、市内産農作 物(給食用食材含む)について検査を行う予定です。
農政課☎ 7150 - 6086   学校教育課☎ 7150 - 6104

●その他
○簡易放射線測定器「はかるくん」を、文部科学 省から 25 台借り受けるとともに市独自でも8台 購入し、小・中学校、幼稚園、保育所、公園など で空間放射線量の測定を継続的に行います。
○8月下旬から順次、全ての小・中学校、幼稚園、 保育所などに積算線量計を配付し、各施設におけ る生活実態に即した測定を行い、年間推計放射線量を公表します。

流山市議会議員
菅野浩考(かんのひろたか)