FUJIROCK'13日記②✎✶-fantasy land☽- | 菅野結以オフィシャルブログ「YUISTREAM(配信中)」Powered by Ameba

FUJIROCK'13日記②✎✶-fantasy land☽-











しばらく書きそびれ続けて
ちょいと今さらなのですが。。



フジロックの思い出日記その②
音楽篇。書いていきます口紅







2013.07.28



photo:01







この日のMyタイムテーブルは



BO NINGEN ちらっと

LITE

YO LA TENGO

Daughter ちらっと

the telephones

加藤登紀子&THEATRE BROOK
-半世紀ロック ちらっと

VAMPIRE WEEKEND

CAT POWER

THE CURE ちらっと

The xx




な感じ。

朝から夜までたっぷり満喫しました[みんな:03]








photo:02









VAMPIRE WEEKENDは
グリーンステージのトリ前。

無条件に楽しい、ひたすら楽しい。

イントロが流れるたびにあがるし
つい体が動いちゃう曲ばかり。

ぐんぐん前まで行って
かなり近い距離で観れたのも
嬉しかったなあ[みんな:04]




ちなみに美全集の東京イベントで
最初会場が無音でしーんとしてて

これだと皆話すの緊張しちゃうんじゃと思い、途中で申し出てわたしのiPhoneから音楽かけさせてもらってたんだけど

あの日のBGMで流してたのも
VAMPIRE WEEKEND!


「Contra」
「Modern Vampires of the City」
「VAMPIRE WEEKEND」

の3枚のアルバムをかけてたよん[みんな:01]








photo:03







そして The xx。
ホワイトステージの大トリ!


去年出たアルバムをよく聴いてて
自分的メインアクトでもあったんだけど

ただでさえ暗い苗場の夜を
彼らの音楽がさらに深く濃くしてた


最近日本では
数分間にぎゅっと詰め込まれた
情報量の多い音楽が流行でもあるけど

xxはその真逆をいく、
引きの美学というか

音数も少ない、演出もシンプル
だからこその
研ぎ澄まされた美しさがあって


この日のライブは
闇の奥底に深く深ーく潜っていった
その先で見つけた桃源郷みたいな

そんな場所に連れていかれた感覚でした



ノリノリに盛り上がる訳でもなく
決して楽しい!って訳でもない

そのライブの何がよかったって
広いホワイトステージから溢れる位
あんなにたくさんの人がいても
音楽と人がどこまでも一対一なんだよね


静かな興奮が体中を満たしていって
終わった頃には胸がいっぱいでした






しかもそこからちょっと歩いたら
グリーンステージでは最後
THE CUREがライブしててさ

真っ暗闇に浮かぶスモークの真ん中で
ロバートスミスがあの声で、今ここで
普通にばんばん演奏し続けてる


ここは本当に現実世界なの?と
なんだか不思議な気持ちになったよ

すごすぎて、嘘みたいで




フジロックって ほんとうに
大人のファンタジーだなと思いましたキャンディー








photo:04





↑かわいいい。
森は生きている的な霧





山道だし、天気も変わりやすいし
ぬかるみだらけだし、逃げ場ないし…

数あるフェスの中でも
フジは特別に過酷だと
色んな人に言われてたんだけど




なんかわたし 全然平気だった!
*\(^o^)/*[みんな:05]




せっかくレインブーツとレインウェア
わりとちゃんとしたの買ったし、
雨どんとこいやーな気持ちでいたから
雨に打たれても結構はしゃいでたし







photo:07







ワンピもめちゃ濡れたけど
雨が上がればまたすぐ乾くでしょ、と
精神的にノーダメージだったので

普通に裾を絞って水をきってて
皆にびっくりされたりしたけど 笑



わたし昔モロッコの砂漠に
テント張って寝泊まりしたこともあるし


そういう不便な生活も
便利に慣れすぎた人間にとっては
非日常で贅沢な遊びな気もする


意外と自分はサバイバルに
生きていける気がしました。( ❝̆ ·̫̮ ❝̆ )✧



もののけ姫だいすきだしさ!
自然と生きてる感じを
肌で感じられるのってすきなの霧




この日は他の日に比べたら
まだ天気いい方だったみたいだけど

雨も結構降って、これぞ土砂降り!
っていう土砂降りな時もあった

でも雨が上がって太陽が出てきたときの
あの喜びもたまらなくて!


いい時もあれば悪い時もあるけど
雨はいつかやむんだよね、っていう
一日の中に人生を見た気さえしたよ



大袈裟なようだけど
一日であんなにコロコロと天気が変わることって東京じゃなかなかないし

一日中外で、自然の中でそれを体感するってこともなかなかないことだから

ほんとうにそう思ったんだよねー。




あと、わたしはフェスにおいて
暑さと紫外線が一番の敵なので

雨は逆に涼しくてよかった♪


ぬかるみだらけの道も
長靴ならざくざく踏みしめられるし
その感じがこどもにかえったみたいで
楽しかったよ








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ちなみに、
テレフォンズのライブの時だけは
ものすごいピーカン晴れでした。

太陽ギラギラでめちゃ暑かったー!


で、ライブ終わった瞬間に
この日いちばんの豪雨!!


なんか あまりの晴れ男バンドっぷりに
拍手したくなりました。笑





でも唯一屋根のあるレッドマーキーで
雨宿りしつつチラ見したHAIMが
かっこよかったり(男前な女子バンド)

その時ならではの発見があったのも
よかったなー。






photo:06








帰り道のルーキーアゴーゴーで
RADIO DRAGON的にも応援してる
爆弾ジョニーのライブを
ほんの少しだけど観れたのも嬉しかったし



早朝から夜中まで
体力もつかなーって思ってたけど

休憩して観るの諦めたのは
トロイモアくらいで

思ってた以上に、
疲れよりも楽しさが勝った!

たくさん観れてほくほくー。




終わったあとはしあわせな疲労感で
解放されたり満たされたり震えたり
音楽まみれで夢心地な一日でした



おかげで終わっちゃった虚無感も
ものすごかったけど


来年も、たのしみだなあーって
早くも思ってしまうのでした。








photo:08







fin.口紅